アメリカの晩餐会でもデビューした伝統とこだわりの味、静岡市の名物「安倍川もち」を堪能しよう! (1/3ページ)

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アメリカの晩餐会でもデビューした伝統とこだわりの味、静岡市の名物「安倍川もち」を堪能しよう!

いつの時代も旅の楽しみの1つは、その土地の美味しい食べ物との出会い。

江戸時代を代表する浮世絵師の歌川広重が描いた東海道五十三次でも、街道沿いの美味しい食べ物がたくさん描かれ、多くの人々に、その土地の美味しい名物を伝えてきました。

そんな東海道における美味しい食べ物の一つに静岡市の名物「安倍川もち」があります。

現在の静岡市にあった19番目の宿場町・府中宿の浮世絵には、安倍川の手前にあるお茶屋さんの風景の中で、もちを作る職人と「名物 安倍川もち」とかかれたのぼりが描かれ、安倍川の手前では「安倍川もち」を食べるのがおすすめ、というのが伝わってくる絵柄となっています。

「安倍川もち」の歴史は古く400年ほどさかのぼることができるそうですが、今の「安倍川もち」と命名したのは徳川家康です。

安倍川の視察をした際に立ち寄ったお茶屋にて、きな粉を安倍川の上流にある梅ヶ島で取れる砂金に見立て、餅にまぶして献上したところ、家康がとても気に入り喜んで「安倍川もち」と名付けたのが始まりだと言われています。

そして、多くの人々が安倍川の渡しで順番を待つ間にお茶店で食べ、次第に東海道の名物となり、東海道五十三次にも描かれるようになりました。

・静岡市の名物「安倍川もち」が晩餐会デビュー!?
そんな、静岡を代表する名物の「安倍川もち」が、2015年の4月にアメリカの晩餐会で出され話題になったのをご存知でしょうか?
アメリカで行われた日米首脳会議後の晩餐会のメニューで、デザートとして出されたケーキに、安倍首相の名前にちなんで「安倍川もち」が添えられていたそうです。安倍首相の「アベ」と名前が同じという以外につながりはありませんが、オバマ大統領流のおもてなしの歓迎を受けて安倍首相は、とても喜んだそうです。
これにより、静岡市の名物「安倍川もち」が晩餐会デビューを果たした瞬間となりました。

そんな世界デビューをはたした静岡市の名物「安倍川もち」を食べることができる、創業200年以上の安倍川もち専門の石部屋(せきべや)をご紹介しましょう。

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