「ニコニコ超パーティー2015」潜入レポート 内輪ノリが生んだ最高の学祭感 (7/9ページ)

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さらに、そのライブは360度カメラで映し出され、特定のスマホと組み合わせて使えるVRヘッドセット「Gear VR」を装着し、「niconicoVR」アプリを使用することにより、新しいライブ参加体験が可能に! 実際に会場外からギアを覗かせていただいたのですが、なんとステージ上の花たんさんがすぐそこでダンスしていて、なんと自分もステージにの中にいるような感覚に! こんなに近くで見てしまっていいんですか!?

「もしや」と、後ろを振り向くと、ペンライトを振るお客さんたちが! これは、ステージ上に専用のカメラ(全天球ライブカム実験機)を設置することで、無線で映像を「Gear VR」に飛ばしていたそうです。この没入感はすごい!



株式会社リコーによる全天球ライブカム実験機の担当者は、「もっと小型化してアーティストの目線の位置に置くことができたら?」「例えばドラマーの足の間に置いたら?」「客席からでは見れないアングルからのライブ体験が出来たらどうなるだろう?」と、思わずワクワクするような今後の展望について話してくれました。

もし、全天球ライブカム実験機が製品化されれば、ニコ生主さんの生配信に使える……。そうすると、360℃なので生主さんの生活が丸見えになってしまうかもしれませんね……。



初音ミクは、間違いなく出演者としてそこに立っていた


さて、話をステージに戻します。ライブステージのラスト第4章「DREAM」では、メインスクリーンに映し出されたラップトップの中にいる初音ミクが、画面を破り、飛び出し、壇上のディラッドスクリーンへ。生バンドのセンターで歌うボーカロイドのみなさんは、間違いなく出演者としてそこに立っていました。

多くのディラッドスクリーンを用いたライブでは、背景を屏風のように演出したり、ニコニコ動画の背景をボーカロイドたちの後ろに映し出すことで、ニコニコらしさ、そして“そこにいる感”を感じることの出来る素晴らしい演出でした。
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