田畑智子「自殺未遂」騒動の論点は“フジテレビ誤報説”へ延焼

デイリーニュースオンライン

田畑智子主演映画『鉄の子』より
田畑智子主演映画『鉄の子』より

 女優の田畑智子(34)が11月5日、左手首を切り都内の自宅マンションから病院に搬送されていたことが分かった。同日夕方放送のフジテレビ系『みんなのニュース』が第一報を放送し、ネット上は騒然となっていたが、その後田畑智子の所属事務所がフジの報道を完全否定したことで、さらなる波紋が巻き起こっているようだ

岡田義徳と一度は破局したが、復縁していた?

 フジは警視庁からの情報として、田畑は「睡眠薬を飲んで自ら手首を切り、知人の通報によって病院に搬送された」と報道。ところが、田畑の所属事務所は「包丁でカボチャを切ったところ手を滑らせ、誤って手首を切ってしまったようです」とコメントし、これを否定。さらに京都・祇園の老舗料亭を営む田畑の母親は、一部の取材に対して「さきほども娘と電話で話をしました。ピンピンしています。なんにもないです。(一部報道について)驚いています」と話していたという。

 今回の騒動にネットユーザーは、

「えーー!!!」
「生きててよかった」
「サバサバしてる人かと思ってたから、自殺未遂とかビックリ」

 と突然の出来事に驚きを隠せない様子だ。また一方で、所属事務所や母親によって報道を全否定されたフジテレビに関しては

「てことは誤報か?」
「カボチャは固いから信憑性あるな」
「誤報なら酷いな、さらにフジのドラマとかなんか呼ばれにくくなりそうだし」
「ひどい報道! 本人が自殺したくなったらフジのせい」
「誤報だとしたら、フジの番宣か何かかね」

 と、信憑性を疑う憶測が散見される状態に。

 しかし翌6日の新聞や情報番組などでは、通報者は田畑の交際相手とされていた俳優・岡田義徳(38)ではといった見方も報じられている。両者は2011年に『フライデー』(講談社)で交際発覚、一時期は破局していたものの、最近になって復縁したとの証言もあり、所属事務所の言い分だけを報じるメディアは皆無と言っていい状況だ。

「警察周辺やフジ関係者に取材したところ、やはり自殺未遂というセンのほうが正しいように感じられました。消防からのタレコミはアテにならない場合も多いですが、やはり警察筋の情報は正確で、今回ばかりはやり玉に挙げられたフジが少々気の毒ですね。近頃の迷走ぶりだけに、ネット上でバッシングを受けるのは仕方ないことなのかも知れませんが……」(一般紙記者)

 先日も1959年の開局以来、初の赤字転落が明らかとなるなど、ここ数年ほどはネガティブな話題ばかりが取り沙汰されているフジ。今回もいち早く衝撃的なニュースを報じたにも関わらず、ネット上から「誤報」扱いされてしまったとあって、相変わらずのジリ貧ぶりが露呈してしまったようだ。

(取材・文/一樹守)

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