何と言うのが正解?面接で「あなたの趣味は?」と聞かれた時の上手な答え方のコツ (1/2ページ)
面接では自分自身のことについて聞かれることも多いですが、趣味を聞かれた時にどのように答えれば印象がいいのか、迷ってしまう人は多いのではないでしょうか?今回は、面接で「趣味」を尋ねられた際に知っておくべき答え方のポイントをまとめました。
1.面接における趣味の位置づけ
1.面接における趣味の位置づけ
一般的には、面接の質問は「あなたが学生時代に力を注いだことは?」「あなたの長所・特徴は?」等から始まることが多く、「あなたの趣味は?」から始まることは少ないでしょう。この実態から「趣味」に関する質問は、「他にも、あなたの魅力はあるか?」を探る糸口とするものであることが分かります。
2.有利となる趣味を探す必要はあるの?
結論としては、趣味に有利・不利はありません。「読書」「映画やスポーツ鑑賞」「旅行」「散歩」…あなたの本当の趣味を素直に選び、回答しましょう。面接官は、趣味が「何か」を知りたいのではなく、あなたの会話を膨らませ、より、あなたの魅力を探ることが質問の目的なのですから。
3.趣味の回答で大切なのは「発展」
面接官の目的は「何」ではなく、「何」からの会話の発展ですから、あなたは会話が弾むように心がける必要があります。そこで、趣味に関する情報を積極的に提供しましょう。例えば、
・きっかけ(はじめた理由)
・面白さ(とりこになっている理由)
・発展(趣味がきっかけで向上した生活や広がった人脈)
です。
この時、ついつい「面白さ」を話すことが簡単なため情報提供の中心としがちですが、その趣味に興味のない面接官の場合、その情報がチンプンカンプンであったり、面白くない可能性もあります。そこで回答の中心は「発展」に置きましょう。
例えば「散歩」ならば、「同じ時間帯に犬の散歩でよくすれ違う方と会話を交わすようになりました。