高部あい妊娠発覚で注目集まる「コカインベイビー」の父親
女優・声優の高部あい(27)は10月15日、微量のコカインを所持していたことで逮捕された。勾留延長期限の20日後となる11月4日にはコカインの使用で再逮捕されたが、11月13日に勾留10日間で釈放された。捜査は在宅のまま進められ、高部あいは在宅起訴になる見込みだ。
東京都渋谷区の高部の自宅からはコカインが押収され、尿検査で陽性反応も出た。高部はコカインについて「友達からもらった」と容疑を認めている。
そんな高部だが、コカインの陽性反応のほか、尿検査により高部の妊娠が発覚した。父親はコカイン供給元の元彼ではないかと、東スポやスポニチが報じている。
「妊娠をしている?」の質問には答えず
報道によると、本人は逮捕前に妊娠に気付いておらず、逮捕後、尿検査により発覚した。高部は10月15日の最初の逮捕時で妊娠1か月半、妊娠9週目に入ろうとしている。
勾留が20日ではなく10日間になったのは、体調を考慮したことと、主犯が別の人物で、高部は従属的な立場の容疑者だからでは、という見方が強い。
釈放され、報道陣に向かって謝罪したときの高部の服装は、ゆったりとした黒のワンピースにタイツ、カーディガン、ブーツ。顔つきは逮捕時よりもややふっくらしていた。おなかはまだ目立っていなかったものの、記者から「妊娠しているのでは?」と質問されたが、高部は返事をしなかった。
高部が自白していたコカインの供給元は、元カレのイケメン実業家と見られている。海外在住、20代後半のレストランオーナーで、2015年の初め頃まで高部と交際していた。破局後も腐れ縁が続いていたようだ。11月10日には、東京都港区の超高層マンションにある男性の実家にも家宅捜索が入っている。
10月15日に逮捕された後、所属事務所のオスカープロモーションから契約解除された高部。
「彼女が出演し、2016年の正月に放送予定だったフジテレビの大型時代劇が放送延期になるなど、各方面に影響を及ぼしている。芸能界復帰は正直厳しい」(テレビ局関係者)
妊娠した胎児のコカインの影響についても心配の声が広がっている。
高部は妊娠に気づかない状態でコカインを使用していたと推測されるが、特に妊娠初期のコカインは胎児の影響が強く、生まれてからも障害のリスクが大きいとされている。
また、高部にコカインを薦め、さらに妊娠させた男性について責任を問う声も強く、交友関係や他のドラッグ使用者についても高い注目が集まっている。男性の帰国予定についてはまだ報じられていないが、帰国後さらに詳しい事情が明らかになるだろう。
(取材・文/春山修司)