山田優は2か月でスピード復帰……出産ママタレが復活を焦るワケ (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「もう少し子供のそばにいてあげたら?」

 今年8月に出産した上戸彩(30)も少しずつCM撮影などの仕事を始めており、12月6日に行われる漫才コンテスト『M-1グランプリ2015』(ABC・テレビ朝日系)の生放送で本格的に復帰する。他にも紗栄子(29)、熊田曜子(33)、優木まおみ(35)なども産後まもなく仕事に復帰しており、とても産後とは思えないスタイルの良さに注目が集まった。

 だが、こうした芸能人の過度なダイエットとスピード復帰に注目が集まる一方で、否定的な意見も巻き起こっている。

「もう少し子供のそばにいてあげたら?」
「産んだばかりなんだから子育てに専念しないと」
「一生のうちで一番お母さんが必要な時期なのに。かわいそう」

 といった声も多く、たしかにそうした意見もうなづける。

 彼女たちがママタレ業に精を出し、テレビや雑誌などで露出を増やしたり、「子育ての悩みはない」などと発言するたびに、

「職場に子供を連れてきてスタッフに預けられる環境がいかに恵まれているかをわかっていない」
「生後1~3カ月なんて全く目が離せなくて寝不足で疲れきってて、自分の身体や肌のケアなんてしている場合じゃない」
「ふつうは高いベビーシッターを自由に頼むことなんでできない」

 などと“炎上”するのも毎度のこと。この現状について、医療ライターこう語る。

「芸能人に限らず、経済的に余裕がなかったり、一刻も早く働かないといけない事情があって産後2ヶ月くらいからフルタイムで仕事している女性もたくさんいます。たとえ1年間の産休があっても、いざ戻ってみたら職場に以前と同じポストはないことなどざら。ましてや水物の芸能界では、いかに早く復帰して世間に忘れられないようにするかが生き残るカギなので、スピード復帰をせざるを得ない。本来、産後は体質が変わる人が多く、免疫力・体力が低下して体調を崩す人は多い。ですから、できれば3カ月は過度なダイエットを控え、十分な栄養と休息を取ったほうが望ましいのですが……」

「仕事で代わりはいても、母親の代わりはいない」──とは言え、芸能人にも、一般の女性にも、それぞれの事情がある。仕事をするのも子供のためと思えば、超スピード復帰も致し方ないのかもしれない。

(取材・文/チロル蝶子)

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