ヨーロッパの貴族の階級ってどんなの?一番上になる階級が「公爵」 (1/2ページ)

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ヨーロッパの貴族の階級ってどんなの?一番上になる階級が「公爵」

男爵や公爵といった爵位制度。現在の日本では廃止されていますが、ヨーロッパでは今でもこうした爵位制度が残されています。イギリスやフランスなどはよく知られていますね。では皆さんは、この爵位制度がどんな階級になっているのかご存じですか? ヨーロッパの一般的な爵位の階級をご紹介します。

■伯爵に男爵……あなたもなってみたい?

ヨーロッパの爵位は、地域や叙任された年代などによって順序が違ったり、また同じ爵位内でも非常に細かく分かれていたりします。そこで今回は、最も爵位が広く浸透しているイギリスの爵位を、分かりやすく七つに分けてご紹介しす。

●イギリスの爵位一覧
・公爵(Duke)
・侯爵(Marquess)
・伯爵(Count)
・子爵(Viscount)
・男爵(Baron)
・準男爵(Baronet)
・騎士(Knight)

イギリスでは、王位を除けば一番上になる階級が「公爵」です。ウェールズ公チャールズやエディンバラ公フィリップ王配などが有名です。公爵の一つ下が「侯爵」です。日本語だと同じ読みになるのがややこしいところです。
「伯爵」というのもよく耳にする爵位の一つですよね。一番有名なのは、怪奇小説の登場人物の「ドラキュラ伯爵」でしょう。次は「子爵(ししゃく)」という爵位。これはドイツにはない爵位なんだそうです。

次が「男爵」です。これもよく聞く爵位の一つですよね。イギリス議会の一つ「貴族院」に所属するには、最低でも男爵の爵位を得ていないといけません。その一つ下の「準男爵」は、社会に大きな貢献をした成功者に与えられることの多かった爵位。
画家のミレーや『ギネスビール』のベンジャミン・ギネスなどはこの爵位を与えられています。

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