神社からの参拝マナー違反の項目が低次元「寝そべらない」「歌わない」 (1/2ページ)

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神をも恐れぬマナー違反が年齢関係なく蔓延る
神をも恐れぬマナー違反が年齢関係なく蔓延る

 京都の「宇治上神社」で配布された参拝マナーに関するメッセージがネット上で話題となり、多くの共感の声が寄せられました。確かに最近、神社に限らず、個と公を理解しない大人が増えたような気がします。

 さて、同神社が配布したA4サイズの用紙に記されたメッセージには、次のようなことが書いてありました。

「ここは神社です。皆様が心を静めてお参りをされる場所です。テーマパークでもファミリーレストランでもありません。サービス業ではないのです。『お客様は神様』の自論は通用しません。本当の神様は目の前においでです。

 当然、不敬な行動は叱ります。親御さんがお子様をしっかり御監督なさって下さい。お子様を叱るのは、親の責任ですし、親が不行き届きで、周りの人に叱っていただいたなら、逆切れではなく、『ありがとうございます』です。

 自分本位な考えの大人になられないように、正しい教育で共にお子様の健やかなる成長を見守りましょう」

 つまり「子どもに対する躾とその親の責任」を書き記した至極当たり前の内容なのですが、それを書かないと守らない人が増えているという世情の表れなのかもしれません。

 さまざまなアンケートをみても、全体の約1〜2割の親が子どもを叱ったことがほとんどないとあります。その中には「子どもに嫌われたくない」という心理も働いているようですが、結果として、社会に出て苦しむのは子どもです。叱らないことが本当に子どものためなのか、または自分のためなのか、その違いをきちんと自分の中で正しておく必要はあります。

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