【日本と海外の違い】外国人に比べて日本人は「外国の食べ物」にオープン? (1/2ページ)

学生の窓口

「日本」を語る際、時に「まだまだ国際化していない」などと言われがちですが、実はヨーロッパと比べてみても、そんなことはない、と感じる今日このごろ。「食」に関してはズバリ日本はかなり国際的です。

たとえば日本にはたくさんのインド料理店があります。調理師やウエイター全員がインド人というお店も珍しくなく、本場のインドカレーがいただけるお店も多いです。

実は筆者もインドカレーが好きでして、色んなお店のラム肉のカレーを食べ歩いていたりします。どんなに小さな駅でも駅前には必ずインド料理店が一軒あるといっても過言ではないぐらい日本にはインド料理店は増えていますね。そして店に入ってみると、女性のお客さんが多いですし、最近は男性や子供もよく見かけます。インドカレーやインド料理は日本でここ数年すっかり市民権を得ているのですね。

筆者の母国「ドイツ」では様子が少し違います。実はドイツではインド料理を含む外国料理のレストランは日本ほど流行っていません。インド料理店自体をあまり見かけませんし、インド料理に限らず、エチオピア料理など「いわゆるドイツ料理とは味が違う外国料理のお店」全般がドイツではそれほど流行っていない印象です。

もちろんドイツにも「外国料理のレストラン」はあるのですが、その多くは「外国人(外国人経営者)による外国人(お客さん)のための店」と化していることが少なくありません。ドイツには外国人(シリア人、アフガニスタン人、エチオピア人など)が多いので、当然それらの国のレストランがあるわけですが、店が外国人または外国出身のお客さんによって成り立っていることが多いのですね。たとえばドイツ国内のアフガニスタン料理店であればアフガニスタン人または中東の人が経営者であり、お客さんも主にアフガニスタン人や中東出身者が多く、ドイツ人のお客さんは少なかったりします。

ところが日本にある外国料理のレストランには、日本人のお客さんや常連さんもたくさんいて、食べログなどへの書き込みも多いです。

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