【日本と海外の違い】日本の男女別グループはヘン!? 全然違う世界の「男女間」友情事情 (1/2ページ)

学生の窓口


いろいろある「日本と海外の違い」ですが、とくに学校生活や会社員生活をしていく中で、その違いがよりリアルに見えてくることが多いようです。

筆者の友達のドイツ人女性は十代のころ、日本の高校に一年間交換留学をしていたのですが、「一年の間に『女の子』のお友達はたくさんできたけど、『男の子』の友達はゼロ。けっきょく同じクラスの男の子とは一年間一言も話す機会がなかった」と嘆いていました(笑)。曰く、お昼の時間になると、同じクラスの女子が集まってきて、「一緒にお弁当食べよう!」と誘ってくれたそうなのだが、そのグループに男子はおらず、ずっと女子とばかり行動していたため、一年の間にとうとうニッポンの男子と言葉を交わすことはなかったんだそうです。まあ、高校生というと十代ですし、シャイな男子も多いのかもしれませんね。ただここはやはり「文化の違い」を感じます。

ドイツを含む欧州では、子供はもちろん、思春期の十代になっても、そしてその後社会人となっても、「男女がともに」行動することが多いです。日本にありがちな、自然に「男子のグループ」、「女子のグループ」へと分かれていき、それぞれ別々に行動する、という現象はヨーロッパではあまり見られないのですね。

日本の場合は、積極的に異性とかかわろうとすると、周囲からはやし立てられたりもするので、それも恥ずかしいし、けっきょく「男子は男子と行動」「女子は女子と行動」となるといった事情もあるようです。そういえば筆者も小学校と中学校時代、土曜日はドイツで日本人学校に通っており、今もたまに当時の友達に会いますが、全員が女性で、当時同じクラスにいた男子に関しては名前を思い出せなかったりします。

後に日本の会社で仕事をするようになってからも、お昼休みは女性同士で食べていました。社員食堂を何気なく見渡すと、やはり「男性は男性同士でランチ」、「女性社員は女性同士のグループでランチ」をしていることが多かったです。社員食堂でもなんとなく男性と女性とで分かれていたのですね。

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