生後3か月の乳児に覚醒剤…現場刑事も絶句した毒親の蛮行 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

子は親を選べないという言葉が突き刺さる(写真はイメージです)
子は親を選べないという言葉が突き刺さる(写真はイメージです)

 子供にタバコを押し付けるなど、「毒親」による問題行動が非難される中、また、毒親よるあってはならない事件が起こった。生後3か月の赤ちゃんに覚醒剤を与え、死なせた事件だ。

 そもそも、覚醒剤を所持していること自体が大問題だし、それを他人に使わせるなんてもってのほか。それも本件は、自分の持っている覚醒剤を生まれてたった3か月の乳児に投与し、中毒死させたというから言葉もない。

「残念ながら、薬物に溺れる中毒者には妊娠中も覚醒剤が止められない、というケースはある。が、あえて乳児に与えたという話は初めて聞いた。とんでもない話だ」

 警視庁で薬物犯罪の取り締まりにあたる組織犯罪対策5課の捜査員も、本件には驚きを隠さない。

事件はラブホテルで…信じられない光景に捜査関係者も唖然

 事件は熊本市内のラブホテルで起こった。24歳の自称会社員、吉村天翔容疑者は12月6日、生後3か月の西田悠真ちゃんを殺した疑いと覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。

 母親が警察に「子供が泡を吹いて倒れている」と通報したとき、吉村容疑者はすでにホテルから出ており、現場には不在だった。

 吉村容疑者は悠真ちゃんの母親と数年前から交友関係があり、交際相手とされるが、悠真ちゃんの父親ではない。事件後、またたく間にFacebookの吉村容疑者の写真がネット上に拡散された。家族写真などから判断すると、吉村容疑者自身も2児の父親とみられる。

 なお、乳児の母親も事件後の9月に、覚醒剤の使用で男とともに逮捕、起訴され、執行猶予つきの有罪判決を受けている。男は実名が公表されたことで特にクローズアップされているが、実名が公表されていない乳児の母親も、立派な毒親である。

 本事件は詳しい取り調べがこれから行われるため、明らかになっている情報がまだ少ないが、現在表に出ている限られた情報だけでも、信じられない状況が次々と明らかになっている。

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