【訃報】「火垂るの墓」作者・野坂昭如さん死去。破天荒すぎる“野坂伝説”まとめ (2/3ページ)

Amp.

しかし、そのあまりの性描写に、刑法175条「わいせつ文書販売の罪」に当たるとされ、野坂さんと同誌の社長・佐藤嘉尚さんが起訴されてしまいました。
結果、有罪判決となり、野坂さんには罰金10万円が課せられました。

3.とんねるずの生ラジオ乱入

1986年、『オールナイトフジ』(フジテレビ)生放送中のスタジオに突然現れ(出演予定なし)、レギュラー出演していたとんねるずら若年世代の出演者に「浮かれた気分でいると世相が悪化する」などと説教をしたあげく、とんねるずの石橋貴明さんを軽く平手打ちしました。
出演者陣は野坂の言動に黙って耐えていましたが、後にとんねるずは「先生(野坂)の得意なラグビーで勝負しましょう」と野坂さんに挑戦状を叩き付けました。しかし、当の野坂さんは「あのときは酒に酔っていた。君たちのような若者(当時野坂さんは50代半ば、とんねるずは20代半ば)とやりあって勝てるはずもない」と陳謝する形になり騒動は終結。
一説には、とんねるずのブレーンとして知られた秋元康さんらが間に入り、両方の顔が立つ形で手打ちになったと言われており、挑戦状は一種のジョークという説が根強いです。

4.ダウンタウン・浜田と叩き合い

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ)内で、「野坂昭如が人生を語る」という主旨のコーナーに出演。しかし、実際は「チキチキ野坂昭如たたいてさぁ何点!?」というダウンタウンが野坂さんに対して、何発つっこみなどを入れられるかという企画でした。
これを知らされていない野坂さんは、頭を叩くなどしたダウンタウンの浜田雅功さんを睨みつけ、頭を叩き返し、その後2人の頭の叩き合いに発展しました。
この番組の収録直後も、浜田さんと野坂さんの間に、不穏な空気がながれていたことを相方の松本人志さんが自身のラジオで語っています。

5.山口百恵のために…

野坂さんには、どうしても譲れないこだわりが2つありました。
それは「髪に櫛を入れない」と「歯を磨かない」。

「【訃報】「火垂るの墓」作者・野坂昭如さん死去。破天荒すぎる“野坂伝説”まとめ」のページです。デイリーニュースオンラインは、後で読むニュースエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧