『とくダネ!』小倉智昭に迫る”司会者降板”の危機「フジテレビの通例で番組自体が…」 (2/2ページ)
人事異動で番組存続の危機
しかし、それでも安泰とは行かないようだ。端的に言えば、司会者の座はかなり危うくなっている。前出の番組関係者が言う。
「『とくダネ!』の視聴率を大きく上げたチーフプロデューサー(以下、CP)が現在の地位について来年で4年になります。フジテレビでは、3年までしかCPは残らないのが通例。すでにそれを超えているので、来年の人事異動で役員に昇格するとみられてます。
そして今、フジテレビが力を入れているのが経費削減。タクシーやコピーなど細かい節約にまで、上からお達しがありました。そんななか、小倉が頼りにしているCPがいなくなれば、『高い』と言われている小倉の出演料に手をつけざるをえない。減額か、あるいは司会者ごと変えてしまうのか……『人事異動のタイミングで新番組を立ち上げようとしている』という噂も出ているようです」
気になるのは、小倉自身の進退の意向だ。
「小倉さん本人は『東京五輪までは』と口癖のように言っていますが、御年68歳。唯一のレギュラー番組である『とくダネ!』がなくなれば、必然的に『笑っていいとも!』をなくしたタモリさん同様、出演番組が激減するのではないかと言われています」(フジテレビ関係者)
自ら退く気のない高給取りキャスター。肩を叩くのは誰の役目か──。
(取材・文/大伯飛鳥)