お笑いコンビ・ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎（42）が、かねてから“離婚寸前”とネタにしていたスタイリスト・猪熊夏子さん（34）と11月に離婚していたことが分かった。数年ほど前から、バラエティ番組で別居やセックスレスまで明かしていた元夫婦だが、あっさりとした破局にはネット上で驚きの声もあがっている。

　Q太郎と夏子さんは2010年8月に入籍。有名企業の一人娘という夏子さんの家に婿入りしたQ太郎だったが、2013年頃からQ太郎は別居状態であることを口にするように。生活費を入れないことに激怒した夏子さんは家を出てしまい、「新居には来なくていい」と宣言されてしまったという。

相方・松田4月に女優・安藤聖と離婚していた

　さらに今年5月には、すでにサイン済みの離婚届も用意していることまで明らかに。しかしこの時もQ太郎は離婚を否定し、離婚届の用意も「ケンカの延長線上」などと釈明していたものだった。

　当時、Q太郎からは焦った様子もあまり感じられなかったためか、ネット上では「話題作り」認定されていたものだった。ところが急転直下の離婚撃となったことから、今回の報道に

「テレビのネタだと思ってたけどガチであの関係だったんだね」
「確かに奥さんの嫌悪感に対しやたらリアリティがあるなとは思っていたが」
「結局、このコンビは結婚に不適合だったわけか」

　など驚きの声も出ている。話題作りと見られていた離婚危機だが、水面下では着実にことを進めてたということだろうか。事情を知る吉本興業関係者は「やはり時間の問題だったようです」と明かす。

「金銭トラブルや浮気といった話ではなく、完全に性格の不一致による離婚です。元々夏子さんがQ太郎に猛アプローチを仕掛け、勢いそのままに婚約を発表してしまったことで、後に引けない部分もあったのでは。しかし、ふたり揃って同じ年に離婚したお笑いコンビなんて初めて聞きましたよ」

　Q太郎の相方・松田洋昌（39）も今年4月、2011年に結婚した女優・安藤聖（31）と離婚したことが明らかになっている。

「Q太郎にしても、もはや持ちネタになっていた“離婚寸前ネタ”が使えなくなったとあって、今後は松田とともに“同年離婚”をイジり合うことになりそうです」（前出の吉本興業関係者）

　しかし近頃のハイキングウォーキングには、ネット上でも「離婚したんだ…としか言えないくらい最近は活動の印象がない」といった声が出ているだけに、せめて今回の離婚をバネにして、再びバラエティを席巻する日がくることを祈りたいものだ。

（取材・文／一樹守）