AKB48・島崎遥香主演ホラードラマの地上波中止は「ただの話題作り」
12月14日、AKB48・島崎遥香(21)が主演したホラードラマが“衝撃的な恐怖映像”に仕上がったことを理由に、地上波放送を中止して配信限定になることが分かった。同作品は水曜深夜に放送中の『AKBホラーナイト アドレナリンの夜』(テレビ朝日系)の第24話として12月23日に放送予定だったが、テレビ局関係者によればこの措置は「話題作り以外の何ものでもない」という。
島崎が主演したのは「オルゴール」と題された話で、島崎演じる女子大生が「願いが叶うオルゴール」を使って恨みを持つ相手に復讐するというストーリー。島崎の首がオルゴールに合わせて回っていくというラストシーンについて、スタッフは話し合いの結果「地上波ではとても放送できない」と判断。そのため、同話は23日深夜1時56分から、auの動画配信サービス「ビデオパス」で配信されることとなった。
来年秋放送のオーディションへの影響は!?
島崎はストーリーについて、
「ホラーなんですけど人間関係の恐さも含まれているので、現実的な部分と非現実的な部分が混ざり合った異なるタイプの恐怖が2つ分楽しめると思います」
とコメント。気合いを入れて撮影に挑んだとも明かした。配信限定に変更されたことに関しては、
「ラストシーンが怖すぎて地上波で放送できなくなってしまいました。ぜひ配信でご覧ください!」
と自信たっぷりに宣伝した。
また、『アドレナリンの夜』はAKBグループの人気メンバー計40人が各話で主演し、2016年秋に放送される連続ドラマのオーディションを兼ねて、投票も行われる。2015年11月21日に公開した映画『劇場霊』でもホラーの主演を務めたばかりの島崎は、
「(投票で)負けたらまずいんじゃないかと焦ってます」
と笑いながらも闘志を覗かせた。
「関係者が意識しているのは、当然この投票数です。深夜帯にも関わらず、AKBの中心メンバーを出演させているだけに、少しでも制作費をペイしたいというテレ朝側の意向もあって、有料配信が決定したのでしょう」(テレビ局関係者)
この「怖すぎ」を理由にネット配信に変更、という筋書きについては、ネットユーザーからでさえ、
「何で? そういう風に作ったんじゃないの?」
「注目集めといてオタに有料の動画配信に登録してもらおうって魂胆なのでは」
など「話題作り」を批判する声や、島崎の演技力の無さを指摘するコメントが飛び交っている。さらに、8月から持病の喘息など体調不良による仕事のキャンセルが続く島崎は、主演映画のためにパリへ出掛けるなどして「仕事を選んでいる」といった批判が相次いでいたため、
「このヒト自体、仕事を選り好みするんだから今後は出演するモノ全て地上波放送中止にしなよ」
という厳しい意見も見られた。世間のバッシングは強まる一方だが、島崎のホラードラマは配信視聴者を獲得して嬉しい悲鳴を上げることができるだろうか。
(取材・文/一樹守)