不良格闘技「THE OUTSIDER」潜入 拳で夢を叶えた黒石高大の鮮烈な幕引き (2/6ページ)

KAI-YOU.net



大会序盤の激戦! KO劇から壮絶なTKOまで
長く戦うことになれていない選手たちの体力に配慮してか、アウトサイダーの基本ルールは1ラウンド3分の2ラウンド制だ。国内では珍しくないが、世界的な総合格闘技・UFCの5分3ラウンドと比べるとやや短い印象だ。

勝敗の決め方は関節技等でギブアップを奪う1本勝ち、打撃や締め技により相手を失神をさせるノックアウト(KO)

そして、レフリーストップやドクターストップ、また累積2回のダウン判定によるテクニカルノックアウト(TKO)に加え、試合中に勝敗が決まらなかった場合はジャッジによる判定が用意されている。

またアウトサイダーの試合はレフェリングが非常に厳格に行われており、ストリートの喧嘩とはまったく異なる。むしろ、繊細なレフェリングにより格闘技経験の浅い選手でもリング上で安全に試合に臨むことができる。




第2試合は壮絶な殴打戦となった結果、アウトサイダー初参戦の樋高選手が決定打を打ち込み、見事KO勝利を飾った。


写真からもその衝撃が伝わる、賀井亞選手の膝蹴りが野村将平選手にクリーンヒット。結果、0対2で賀井亞選手の判定勝ちとなった。




第8試合では、1ラウンド早々に新井悠介選手がマウントポジション(馬乗り状態)を奪い、パウンド(グラウンド状態でのパンチ)を連打。TKO勝利を飾った。

スタンディングの状態でのパンチやキックの応酬も白熱するが、総合格闘技ではグラウンド状態の攻防も見逃せない。特にTKO勝利をもぎ取るためのパウンド攻撃のラッシュは、観客も一緒になって声援を送る最も盛り上がる瞬間のひとつである。

アウトサイダーの華!ラウンドエンジェルたち



一般的に試合中のラウンドを知らせるためにリングにあがる美女はラウンドガールなどと呼ばれるが、アウトサイダーでは「ラウンドエンジェル」と呼ばれる。
「不良格闘技「THE OUTSIDER」潜入 拳で夢を叶えた黒石高大の鮮烈な幕引き」のページです。デイリーニュースオンラインは、大田区総合体育館THE OUTSIDER前田日明アウトサイダー格闘技カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る