あなたの敬語は大丈夫!? 恥をかく前にチェックしたい「間違いやすい敬語」4選 (1/2ページ)

フレッシャーズ

社会人の基本と言われる「敬語」ですが、その世界は実に奥が深いもの! 学生時代に、もっとちゃんと勉強をしておけばよかった……なんて後悔している方も多いのではないでしょうか。今からでも決して遅くはありません! もう恥はかかないように、間違えやすい基本の敬語について紹介します。

■参られました⇒NG

「お客様が参られました」「これから参られますか?」など、オフィスでもよく耳にする敬語のように思えますが……これは間違い! 正しくは「お客様がお見えになりました」「これから行かれますか?」です。

「参る」というのは、自分がへりくだって相手を敬う謙譲語です。自分の行動に対して使うもので、敬うべき相手の行動に対して使う言葉ではないのですね。瞬間的に「これ、謙譲語だっけ!?」と判断するのは難しいものです。間違えやすい言葉は、それぞれ何度も口にして、しっかりと頭にたたき込みましょう。

■とんでもございません⇒NG

こちらもよく耳にするフレーズです。「とんでもございません」の、いったいどこがいけないの!? なんて思う方も多いのではないでしょうか。実はこれ、非常に難しい問題なのです。

もともと「とんでもございません」は、「とんでもない」と「ございません」を組み合わせた言葉です。「とんでもない」というのは、一つの形容詞であるため、「ない」を省くことは正しくないとされています。このため、正しく伝えるためには「とんでもないことでございます」と言う必要があります。

しかし、言葉とは文化であり、時代と共に変化していくものでもあります。2007年の文科省直下の文化審議会が示したところによると、「とんでもございません(とんでもありません)」という使い方は、問題ないとされました。ですから、現在では「正しい日本語」として認められていることになります。

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