秋元康がAKB48卒業宣言…非難と同情入り乱れるファンの声 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 秋元の卒業プランに非難が上がる一方、同情の声も多い。「そりゃ自分が心血注いで時間かけて作った作品が握手券売ってるなんて言われたらモチベーションも下がるだろうよ」「遊びでやってたのに事務所の利権とか絡んで面倒になってやる気なくしたんだろ」「7つの団体まで膨れ上がったからな。やってもやっても仕事追いつかないしな」と秋元の心身の苦労を慮らんかぎりだ。

 たしかにAKB48はいつしか「AKBグループ」と呼ばれるようになり、今やAKB以外にも、SKE48やNMB48、NGT48、HKT48、さらに海外のSNH48、JKT48も含めて、計7グループを構成する大規模団体となった。研究生制度もあり、アイドルグループとしてはジャニーズ事務所に匹敵する大きさ。秋元自身は、今だにグループの楽曲の多くで作詞を担当しており、その生産量たるや驚異的だが……。

「AKBグループ全体で一体何が行なわれているのか。一人で全てを把握するのは事実上不可能でしょう。様々な思惑が飛び交い、おまけに天狗のメンバーがスキャンダルだらけで収拾がつかない状態。一人のクリエイターとしてやりたいことが十分にできず、置かれた状況に不満を感じているかもしれません。あるいは新しいアイデアを別の場所で試したいのかもしれません。もし秋元さんが本当に卒業することになれば、AKBグループは今以上の凋落を招くのではないでしょうか」(芸能関係者)

「AKB48の戦略! 秋元康の仕事術」のなかで理想の次期プロデューサー像について語り、「AKBを守ろうとすれば、それはAKBの進化を止めることでしょう。そのときAKB48は終わるんです」と語った秋元。現在の胸中やいかに。

(取材・文/蒼木学) 

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