外国人が多摩川を不法占拠?無法地帯と化す“闇畑”に潜入してみた (1/3ページ)
休日に多摩川の河川敷に出かけると、とてもほのぼのとした光景が広がっている。ゴルフ場の打ちっぱなしや、野球、ランニングなど、スポーツをプレイする人たち。語らいながら、散歩をするカップルたち。
河川敷から一歩奥へ進むと別世界が…
しかしそんな河川敷から一歩、葦(アシ)の奥に入ると、全く別の世界が広がっている。河川敷には奥に進むための、道ができている。獣道のような踏みしめられただけの道もあれば、板などを敷いて水を避けている道もある。
進んでいくと、ホームレスの家が建っている。もちろんお手製の家だが、かなり大きい家もあるし、発電機を設置して、テレビやレンジなどの家電が使える場所もあった。そして多くの家の前には畑があった。
外で椅子に座ってくつろいでいるホームレスの男性に話を伺った。
「俺は工場で仕事してるよ。週2回なのでそれだけじゃ厳しいけど、ここで暮らしていればなんとかしのげるね。畑で栽培してるのはもちろん野菜ばかりだね。大根などの根菜と、ゴーヤとかツタをはる野菜を別の畑で育てているよ」
とのこと。ホームレスが自活のために野菜を育てているのは、理解できる。ただ、ホームレスではなくて、野菜を育てている人も多いという。
畑を耕している、男性に話を伺った。