天才テリー伊藤対談「山本昌」(3)落合監督の予言が怖かったんですよ (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「山本昌」(3)落合監督の予言が怖かったんですよ

テリー 昌さんは球界はもちろんですが、中日ドラゴンズの中でも特別な存在だったじゃないですか。

山本 いやいや、そんなことありませんけど。

テリー だから、監督やコーチが昌さんにどんなふうに接するのか気になって。谷繁監督は年下ですよね?

山本 そうですね。でも、僕は基本的に縦社会の人間なので、コーチや肩書の付く人には敬語でしゃべってました。谷繁監督のことも、監督就任の発表前日までは「シゲ」と呼んでたんですけど、翌日の朝からは「監督」と。

テリー 谷繁さん、ビックリしたでしょう?

山本 「山本さん、(敬語じゃなくて)いいですよ!」って言ってくれましたけど、2年間それで通しました。向こうは僕に対して敬語でしたけど(笑)。

テリー 落合監督の印象はどうでしたか?

山本 そういう意味では、本当にハッキリした方でしたね。

テリー それはどういった意味ですか?

山本 「別に年齢は関係ない」と。ベテランだからって優遇もしないし、若いからって差別もしない。その時、調子がいい選手を使うんだ、と。そういうふうにハッキリと言われましたから逆に楽でしたけどね。

テリー うん、実に落合さんらしい采配ですね。

山本 普通は同じぐらいの調子なら若手を使うんですよ。でも、落合監督はそこをしっかり見極めて、アウト1個でも多く取れるほうを使う。だから「明日からファームへ行け」と言われても全然納得できましたね。あとは、落合監督の予言が怖かったんですよ。

テリー 何ですか、それ。

「天才テリー伊藤対談「山本昌」(3)落合監督の予言が怖かったんですよ」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2015年 12/31・1/7合併号山本昌落合博満テリー伊藤プロ野球エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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