日本も上位にランクイン?! 鉄道が一番長い距離を走っている国ランキング! 3位中国、2位ロシア……

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日々の日常生活にも旅行へ行くときにも、何かと足代わりになってくれる便利な鉄道。この鉄道が全国でどのくらいの距離を走っているのかをあらわす「営業キロ数」というデータがあります。一体日本の鉄道は、どの位の距離を全国で走っているのでしょうか?

■日本の旅客営業キロ数は2万7,603キロメートル

国土交通省「鉄道輸送統計年報」(平成25年度分)によると、全国の旅客営業キロは約2万7,603km(平成26年3月末現在)。この距離はどの位長いのかというと、地球一周の長さ約4万kmの3分の2に該当します。広い世界の国々に比べて日本は狭い島国ではありますが、なんとこの狭い国内を2万キロも鉄道が営業し走っているのは驚きですよね。

ちなみにこの鉄道の営業キロ数は、鉄道が開通した初めての1872年にはわずか29キロだったのだとか。1世紀半の間に日本の鉄道は徐々にその営業距離を伸ばし、今や開通当初の約1,000倍の長さにまで発展。この長さのおかげで今や誰もが使える庶民の足として、鉄道は身近な公共の乗り物になっています。

■鉄道が一番長い国はどこ?

ちなみに2万キロもの営業キロを誇る日本の鉄道ですが、世界ではどの位の位置づけになるのでしょうか? 

外務省による「世界いろいろ雑学ランキング~鉄道の長い国~」(出展:世界銀行「世界開発指標」鉄道、営業キロメートル、2012年)によると1位はアメリカで22万8,218営業キロ。アメリカでは日本の約8倍もの長い距離を鉄道が走っているとか。日本は13位にランクインしています。ただしアメリカが日本の約25倍の広さであることを考えると、鉄道網は日本の方が発展しているかも!? 次いで鉄道の長い国は2位がロシア、3位が中国、4位がインド、5位がカナダでした。

■鉄道ファンは日本以外にも存在

ちなみに鉄道をこよなく愛する鉄道ファンを日本では「鉄男」「鉄子」なんて呼んだりしますが、この鉄道ファンは日本だけでなく海外にも存在するとか。その楽しみ方は日本とほぼ同様で、写真撮影やコレクション、模型作製や旅行等いろいろあるようです。

身近すぎてあまり深く考えることの少ない鉄道ですが、全国的に世界的に見るとまた違った一面が見えておもしろいですよね。ぜひいろいろな鉄道のミニ知識を知って、身近な鉄道のことを考える機会にしてみてください。

(ファナティック)

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