職場や学生時代の友達と、同窓会や合コン、パーティーなどの場で狙っていた男性を他の女に取られてしまった。しかも自分より明らかに可愛くない女に……！ こんな経験はありませんか？ もしかしてそれは、アナタの”リアクションが薄い”ことが招いた悲劇なのかもしれません。

■また会いたくなるのが”リアクション美人”の最大ポイント

「ただ笑ってうなずくだけ」の自分の意見がない女性や、「話すのは男性に任せっきり」の受け身な女性は、どんなに美人でもあまり人気がありません。では、どのような女性が男性の気を引いているのでしょうか？

　モテる女に共通するのは「リアクションが良い」女性という点です。自分の言動が受け入れられたと感じた男性は、間違いなく彼女たちに好印象を抱きます。そのポイントは容姿のマイナスを大きく上回るほど。では、かわいくないのにやたらと”モテる女性の共通リアクションをご紹介いたします。

●その1：まずはあいさつ

　とくに合コンなど初対面同士が集まっている場では、まず最初に「はじめまして」と目を見て微笑みましょう。「そんなあたりまえのこと？」と思いますが、これができていない女性が大半。重要なのは”目を見て微笑む”こと。どちらが欠けていても戦力大幅ダウン。とくに男性側から挨拶してくれるのを待っていては何も始まりません。あいさつからすべては始まります。

●その2：嬉しいリアクション

「カワイイね」と言われて、「そんなことないですよ」と謙遜するのはふつうの女性。”リアクション美人”その後にすかさず、「でも嬉しいです。そんなことあまり言われないので」と自分の意思を伝えるでしょう。そっけない謙遜は相手の意見を否定していると勘違いされかねません。ちゃんと褒めてくれた気持ちに対して、「うれしいのか」「恥ずかしいのか」といった自分の意思を表明しましょう。

●その3：一度くらいは怒るリアクション

　嫌なことを言われたり、下品な言葉が出てきたときなど、しっかりと怒った（風の）顔を見せましょう。気に入られようとして、ニコニコするだけではふつうの女性です。リアクション美人は、喜怒哀楽をまんべんなく見せることで親近感も与えているんです。

●その4：オーバーリアクション

　口を押さえたり、手を叩いたり、分かりやすいしぐさをしましょう。思っているだけでは伝わりません。心理学の分野で「メラビアンの法則」と呼ばれるものがあります。人間は情報の判断をどのようにして行うのか。実験の結果、言葉7％、音声38%、表情55％だったというもので、他人に何かを伝えるには言葉で説明するよりもボディランゲージのほうが有効という説が発表されています。とくに合コンという短時間で、好印象を残すためには、オーバーな動きのほうが良いのは言うまでもありません。

●その5：乗るリアクション

「アニメが好き」「アイドルの追っかけをしている」といった、ふつうなら引くような話題にもとりあえずは「なにが好きなの？」「どんなアイドルを応援してるんですか？」と乗ってあげること。女性にBLやTLがあるように、男性にはアニメやゲーム、アイドルがあります。固定観念で男性をとらえてはいけません。また、話にその男性を狙っていなくても、周りの男性へ好印象を与えることができます。「ノリがいいのか悪いのか」そんなところも男性はチェックしています。つねに広い視野と気持ちでいましょう。

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　男性は相手が良いリアクションをしていると、「自分はオモシロくてイケてる」という自信を持つことができます。だから良いリアクションをしてくれる女性に、また会いたくなるのです。

　つまり、見た目が美人の女性より、男性の話に上手に乗れる“リアクション美人”がモテるということ！　だからといって無理をすることはありません。大きな声で楽しく笑えばいいのです。しかし、日常的にストレスを抱えていたり、嫌な思いにばかり埋もれていると、いざと言うときに「ははは……」と乾いたウソっぽい笑いしかできません。

　日頃から笑顔で明るく過ごし、いつでも最高のリアクションがとれるように心がけておきましょう。