【アニメ漫画キャラの魅力】「美しさ」で敵を倒した唯一の男!南斗水鳥拳「レイ」の魅力とは?『北斗の拳』

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 彼は当初、“胸に7つの傷のある男”を親の仇として探しており、人としての感情を捨て、復讐に生きる男でした(ケンシロウの悪事に見せかけるジャギの計略は成功していたわけです)。しかし、ケンシロウと出会い、さらにマミヤと出会う事によって、友情と愛情というふたつの感情を取り戻します。そして妹アイリとの再会を果たし、人間としての感情を取り戻したのですが、皮肉にも、それこそが彼の寿命を縮めたと言えるかもしれません・・・。


⇒レイとは?(北斗の拳シリーズ)
http://www.charapedia.jp/character/info/17697/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■拳王には完敗・・・しかしそこにドラマが

 ラオウとの実力差を知り、決死の「南斗断己相殺拳」で立ち向かうレイ。しかし、結局ラオウには傷一つ付ける事が出来ず、逆に秘孔「新血愁」を突かれてしまいます。この秘孔は、3日の間苦痛を受け、最期には全身から血を吹き出して死ぬ・・・というもの。すぐに殺さず、その苦しむ姿を人々に見せる事によって“拳王への恐怖”を植え付けようという非情な秘孔です。人としての感情を捨て復讐の鬼であった彼が、「俺は戦う事によってしか、ケンやお前に借りを返せない男だ」と言うほどまでに変わり、無謀とも言えるラオウとの戦いに身を投じた彼の姿は、多くの視聴者の心に感動を植えつけました。

■残りの時間は愛する人のために

 愛するマミヤを呪縛から解き放つため、レイは南斗紅鶴拳・妖星のユダを倒す事に残された時間を捧げる事を決意します。しかし、それは残り3日では足りません・・・。そこで彼は、トキに秘孔「心霊台」を突いてもらう事で、余命を若干伸ばしてもらいます。その代償は、新血愁によるものよりはるかに激しい苦痛でした。その苦痛に耐えるうちに彼は白髪となってしまいます。そしてユダとの決戦、水鳥拳にとって命である脚を封じられ、苦戦必至と思われた彼は、奥義「飛翔白麗」を放つのです。この技、強力かどうかはともかく、重要な点はとにかく「美しい」という事です。アニメでは、白鳥と思しき水鳥の姿がレイにオーバーラップし、ユダはその美しさに魅了されて防御を忘れて倒されます。

 『北斗の拳』に登場する技は数えきれませんが、その「美しさ」において、彼の右に出る者はいないのでは無いでしょうか?強さと人情、そして美しさを兼ねそなえた南斗水鳥拳「レイ」の魅力、是非ご自身の目でお確かめ下さい。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ルーデル(キャラペディア公式ライター)

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