【SMAP騒動】ジャニーさんが傀儡化?生謝罪でも許されぬ”造反4人組”の命運

デイリーニュースオンライン

生放送による謝罪に「まるで公開処刑」という声も…Photo by kulimpapat
生放送による謝罪に「まるで公開処刑」という声も…Photo by kulimpapat

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 解散報道に揺れるSMAPが1月18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で生放送による”謝罪発表”を行った。横並びの5人の中央に立つメンバー木村拓哉(43)の進行で、稲垣吾郎(42)、香取慎吾(38)、中居正広(43)、草なぎ剛(41)の順でコメントを発表。強張った表情で、セリフ染みたコメントを言うメンバーの異様な光景に「まるで公開処刑」という声も数多く聞かれた。

「謝罪会見を見て、何か強い力が働いていたのは確か。草なぎ剛が『ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、今僕らはここに立てています』と便宜上発言していますが、今回のキーマンは姉で副社長のメリーです」(芸能プロ関係者)

 多くのメディアは、今回の謝罪放送を「SMAP存続」と報じているが、もう一つ読み解けるのは、ジャニーズ事務所におけるメリー派の強権ぶりだ。今回の騒動の発端になった飯島三智マネージャーの追放劇にせよ、ジャニーズ事務所の内情がはっきりしたのである。

■事務所内の異変…ジャニーさんは傀儡化?

 今回の騒動に至る数年前から、メリー氏の強権ぶりは過激化する一方だったと言われてる。本来、ジャニーズ事務所を大きくした“功労者”であるはずの飯島氏とSMAPは重宝されるべき存在だ。裏でいったい何が起きていたのか。ジャニーズと関わるテレビプロデューサーがこう話す。

「英語が堪能で、世界のショービジネスにも通じているメリー氏ですが、事務所内で先輩であるはずのSMAPよりも嵐やTOKIOをキャスティングでゴリ押し、寵愛してきた。メリー派のグループとSMAPは基本的に共演NGと厳命し、SMAPでテレビ局に作った借りを利用して需要のない国分太一を押し込むなど、やりたい放題でした。そんなメリーさんは高齢になって、よりヒステリックに飯島さん排除へと本格的に動き始めた。昨年1月、週刊誌記者の目の前に呼びつけ叱責し、服従の意思を表明させたのが顕著な例です。飯島さんには、このままでは自分やSMAPが潰されると思ったはず。それを察知したがゆえ、他の大手芸能プロダクションの庇護を求め、動いたのが今回の騒動でした。それも結局、工藤静香やその後ろに控える“ドン”を動かし、巻き返すのですから……」

 こうしたメリー副社長による強権体制が確立された今、気になるのは一旦造反を宣言してしまった4人のメンバーの今後の処遇だ。

「すでに各放送局へのお詫び行脚を強いられていて、4人に事務所内での発言権はもはやありません。9月に契約更新があり、耐えきれなくなったメンバーが再び独立、ないし引退を選択する可能性も否定できないでしょう」(週刊誌記者)

 "クーデター"の首謀者として飯島氏はジャニーズ事務所から追放されてしまった現在、造反組が頼る先はない。いびつなジャニーズ事務所内で、どのような扱いを受けることとなってしまうのか。予断を許さない状況は今後も続きそうだ。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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