【SMAP解散騒動】懸念されるメリー喜多川の暴走…三代目、EXILEが標的に!?

デイリーニュースオンライン

今後の芸能界にも影響がでそうな趨勢 Photo by kulimpapat
今後の芸能界にも影響がでそうな趨勢 Photo by kulimpapat

 1月18日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での緊急生出演は、メリー喜多川(89)の権力をまざまざと見せつけられただけだった。そもそもSMAPおよび飯島マネージャーの独立を言い出したのがメリー喜多川氏。しかも、一旦は移籍独立を容認したはずが、途中で翻意してブチキレ。その辺を冷静に見て対応した木村拓哉は賛否あれど、さすがである。生放送で謝罪する4人を見て、「公開処刑か」とジャニーズ事務所の闇を想像してしまった視聴者も多かったことだろう。

ジャニーズ事務所の競合潰し、その手口とは

 そもそも、ジャニーズ事務所といえば、ライバルになり得そうな他事務所のアイドルに排他的として知られる。DA PUMP、Lead、FLAME、w-inds.……いくつもの“競合他社”の男性アイドルグループが、ジャニーズのメディア圧力により活躍の場が失われ、姿を消していった。このことは、業界関係者なら一度は聞いたことのある話だろう。

「ジャニーズの人気タレントを出演させる代わりに、ライバルになりそうなグループをブッキングさせない。その上で、さまざまなテレビ局に『ジャニーズ枠』を用意させる。ジャニーズ枠がある手前、どんなに人気があるタレントでもジャニーズのNGが出ればその番組はキャスティングできない。こうしてテレビ番組の“陣取り合戦”を優位に進めながら影響力を絶大なものにしていった」(民放局員)

 こうした手法は、基本的に音楽番組で使われる。『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)は最たる例で、先の例で見るとw-inds.は過去一度も出演していない。

 またジャニーズ枠が用意されていなくとも、ジャニタレが番組に関わることで共演NGをくらう場合もある。

「2009年まで『CDTV』(TBS系)の年越しライブにw-inds.は出演していました。ところが、司会が中居正広になってからは見なくなりました。『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)でも、2003年プロデューサーの異動でジャニーズ所属タレントが出演するようになると、男性アイドルグループの出演は激減していきました」(前出の局員)

 こうした手法で男性アイドルグループをことごとく潰してきたジャニーズ。ただし、近年になって例外がでてきた。ジャニーズに潰されることなく一大勢力を築いたEXILEや三代目J Soul Brothersを擁するLDHの存在だ。

「若い芽を摘むジャニーズの手法からすれば、EXILEやJ Soul Brothersはファン層がかぶらないと判断して放置していた、と聞いたことがあります。ただし、実際はこの数年、ジャニーズはSMAPマネジャーだった飯島氏とメリー、ジュリー親子の事務所内紛がありましたから、そこまで至らなかったとも言えるかも。EXILEや三代目J Soul Brothersは秋元康という大物の庇護も受け、タイミングにも恵まれた」(同前)

 だが、メリー喜多川がSMAPを、そしてジャニーズ事務所全体を掌中に収めたことによって、その流れが変わる可能性がある。

 週刊誌記者が語る。

「今回、メリー氏には『老害』の烙印とネットでの凄まじい批判が集まったのですが、そんな声をまったく気にせず、毛嫌いしていた週刊誌を使ってまで飯島潰しに奔走。SMAPに謝罪までさせた。これで内部統制を万全なものにしました。そのメリー氏の矛先が、今度はジャニーズに次ぐ一大勢力となったLDHに向かったとしても、不思議ではありません」

 今や芸能界の一大勢力へと成長したLDHを潰すなど、可能なのだろうか。「その一手はすでに打たれているかもしれない」と前出の局員は加える。

「鍵となるのはフジテレビです。LDHは、各方面にかなり力を入れて営業をかけており、とくにフジテレビには熱心に売り込みをかけています。フジもそれに乗ってAKIRA(34)主演ドラマ『HEAT』や、EXILE や三代目J Soul Brothersメンバーが出演する『バイキング』『EXILEカジノ』シリーズなどを手掛けてきた。その流れは今も続いていますが、『HEAT』が今世紀最低視聴率を記録するなど、思うような数字が出せていない。そんな中、今回の『SMAP×SMAP』が驚異的な視聴率31.2%を叩きだした。結果として、メリー氏はSMAPの潜在的な人気を具体的な数字でアピールするとともに、フジに恩を売る形になりました。メリー氏がフジに対して、ジャニーズをとるかLDHをとるか、と突きつければ、その答えは明白でしょう」

 まるで見せしめだと騒がれている今回の『SMAP×SMAP』の謝罪会見。だが実際は、フジテレビや業界に対して“メリー喜多川新体制”の力を見せつけるための会見だったのかもしれない。

(取材・文/浅間三蔵)

浅間三蔵
1978年、神奈川県生まれ。大学卒業後、大手新聞社に入社。社会部記者として警視庁や司法関連を担当する。震災を契機に独立し、現在はフリージャーナリストとして週刊誌などで活躍中
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