【ベッキー不倫騒動】ゲス川谷が失ったものは意外と少ない!?「音楽に傷はつかない」

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公式ブログより
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DJあおいの「じゃあ言わせてもらいますけど」

 人気ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫スキャンダルで世間を騒がせているタレント・ベッキー。未だ騒動の収束がつかない中、1月17日に川谷絵音も自身のライブでファンに謝罪した。DJあおいは今回のスキャンダルをどう見たのか――。

ゲス・川谷絵音のダメージは少ない?

 ゲスの極み乙女。が1月17日に代々木公園野外ステージでフリーライブを実施しましたね。ベッキーさんとの不倫騒動の渦中にあるゲスの極み乙女。のフロントマンである川谷絵音さんが冒頭に謝罪の言葉を述べたわけですが、この謝罪の言葉がとても印象的でした。

「このたびはご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありません。僕はミュージシャンなのでこれからもいい音楽をお届けいたします」

 と深々と頭を下げての謝罪でした。そうなんです。彼の価値というのは本人のパーソナリティではなく音楽なのです。あくまでも評価されるのは音楽であって、その音楽に傷はつかないものなんですよね。それが良くも悪くも音楽ファンというもの。

 お馴染みのところでは、ミスチルの桜井さんや布袋寅泰さんも不倫騒動を起こしました。古くはジョンレノンさんとオノヨーコさんも不倫という関係でした(当時ジョンとその前妻の息子ジュリアンを憂んでポールがつくった曲があの名曲ヘイジュード)。クラプトンも親友であるジョージハリスンの妻に恋をしてしまいその思いからできた曲があの名曲いとしのレイラ(のちにちゃっかり略奪愛で結婚してます)。

 ジョンもクラプトンももしかしたら今で言うところの「ダメンズ」だったのかもしれませんが、だからといって彼らのつくりだす音楽に傷がつくことはなかったわけです。なぜならばファンは音楽を欲していたからなんですね。ラーメン屋の店主が不倫したからといってラーメンがまずくなるわけではないということです。

 とはいえメディアへの露出も増え、紅白にまで出場を果たしたゲスの極み乙女。彼らの音楽ではなく川谷絵音というパーソナリティに惚れこんでいたファンも少なくはないと思います。今回の騒動で離れていくファンはそういう人達だけで多くのゲスの極み乙女。の音楽ファンは今までと変わりなくゲスの極み乙女。を応援していくでしょう。

 その期待を裏切らない音楽を届け続ければいいだけなんですね。川谷さん自身も相当音楽というものにこだわりを持っている方のようで、そういう意味でいえばこれはこれで本人の望む形になったのかもしれません。

 ですが、ベッキーさんはちょっと違うんですよ。川谷さんと違いその価値はベッキーさんのパーソナリティにあるんです。ベッキーさんも自虐ネタで「代表作がない!」と言っていたようにベッキーといえばこれ! というものがないんですね。それはベッキーさん自身が商品であり価値があるものだからなんです。

 今回の騒動では、そのパーソナリティそのものが傷つけられてしまったというわけでして、川谷さんとは違いその被害は尋常ではないんですよね。今回の騒動の被害者はあくまでも川谷さんの奥様であり、ベッキーさんと川谷さんは同じ共犯者なのですが、失ったものはベッキーさんの方が大きいのかもしれませんね。

 でも「いい人」と言われ続けてそれを演じ続けるって、相当タフな作業だと思うんですよね。今回の騒動以前のベッキーさんをテレビで拝見していて「脱、いい人」にシフトチェンジしているような印象を受けていたのですが、もしかしたら「いい人」というイメージにストレスを感じていたのかもしれません。

 世間が求めるベッキー像と本当のベッキーとの間でずっと葛藤していたのかもしれません。いい子がグレるとあらぬ方向に暴走してしまう「いい子病」だったのかもなぁとも思いました。

著者プロフィール

DJあおい

謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。

●公式ブログ http://djaoi.blog.jp
●Twitter メインアカウント https://twitter.com/djaoi
サブアカウント https://twitter.com/DJ_aoi

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