SMAP独立騒動で暗躍した”コワモテ芸能プロ”幹部の正体

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今後の芸能界のパワーバランスに影響は必至
今後の芸能界のパワーバランスに影響は必至

 アイドルグループ、SMAPの分裂騒動の余波が続いている。

 1月18日に生放送されたフジテレビ系「SMAP×SMAP」でのメンバー5人による謝罪は瞬間最高視聴率37.2%を記録。憔悴したメンバーをカメラの前にさらすというその内容についても、ネット上で「公開処刑だ」「まるで現代の奴隷」などの声が上がるなど、賛否が分かれる事態となっている。

「一連の騒動を報じたスポーツ紙は異例の売り上げを記録しました。SMAPの代表曲『世界に1つだけの花』がリバイバルヒットし、CDがバカ売れしているとも言います。新聞業界も音楽業界もモノが売れない“冬の時代”の中ではありがたい特需です。まさに『スマップさまさま』といったところです」(音楽関係者)

 結局、解散の可能性も取り沙汰されたグループも元サヤに収まる気配が濃厚で、巷では「業界を盛り上げるための巧妙な仕掛けだったのではないか」との声さえ上がる始末だ。

大手芸能プロ幹部が暗躍

 周知の通り、SMAPを長年支えた女性マネジャー・飯島三智氏がジャニーズ事務所からの独立を画策したのがそもそもの騒動の発端である。

 一連の報道によれば、飯島氏についた木村拓哉(43)以外の4人は当初、大手芸能事務所の「田辺エージェンシー」に独立の可能性を打診したとされる。ただ、その背後には表には出なかったある大物の存在も取り沙汰されている。

「独立したSMAPの身請けに最初に興味を示したのは、大手芸能プロのKだったと言います。その会長は芸能界で圧倒的な影響力を誇る人物。実際に動いたのは音楽業界でさまざまな利権を握るその側近幹部でした」(先の関係者)

 ただし、その移籍にはある条件があった。

 関係者によると、それはグループ全員を口説き落とすこと。11月の時点で、中居正広(43)ら4人の引き入れに成功していた飯島氏だったが、12月になって情勢は一変する。

「キムタクが移籍を固辞したため、移籍話は宙に浮いてしまった。そのため、最初に興味を示したKの幹部は手を引いた。そして、次に手を挙げたのが先の幹部と双璧をなす実力者であるT氏でした」(同)

 SMAP移籍劇の「キーマン」として浮上したT氏だが、芸能マスコミの間では有名な存在だ。

「実力者であることは確かだが、業界きってのコワモテとしても知られる。有名女子アナの自殺騒ぎの時に関係者として名前が挙がったほか、週刊誌で女性タレントからの性接待疑惑が報じられたこともあった。とにかく毀誉褒貶の激しい人であることは確かだ。ただし、その彼をもってしてもメリーの前には為す術がなく、話をまとめることはできなかったわけですが」(スポーツ紙記者)

 国民的アイドルの巨大利権をめぐって熾烈な暗闘が繰り広げられていたようだ。

(文・浅間三蔵)

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