寒くなり、風邪をひきやすく鼻づまりも気になりやすい季節に。今年こそ鼻づまり知らずの冬を送るために、日ごろから取り入れておきたい食材やレシピとは？　鼻づまりにいいレシピをご紹介します。

■乳酸菌とビタミンBで免疫力アップ

腸は免疫細胞の6割以上がいると言われる場所。腸を大切にすることは、アレルギー反応を抑えやすくするだけでなく、風邪をひいた時に病原菌と戦いやすい体を作るため、風邪を治しやすく、また病原菌やウイルスに対して抵抗力を持つため風邪などにかかりにくくなります。

腸を健康に保つには、やっぱり乳酸菌や善玉菌。また便秘がちなら解消し、おなかの中に悪いものをためないようにしておくことも大事です。また乳酸菌や善玉菌のエサになるオリゴ糖、すみかになる食物繊維も日ごろから摂取しておきたいところ。さらに免疫機能をアップしてくれるビタミンB6、呼吸器を健康に保ってくれるビタミンA、抗酸化物質を取り除いてくれるカテキンやビタミンCなどを意識的にとり、その他栄養も満遍なく摂取しておくことがお勧めです。

■乳酸菌とビタミンB6が豊富なレシピとは？

乳酸菌や善玉菌の多い食材といえば、ヨーグルトにチーズ、漬物やみそ・醤油、キムチや納豆、塩麹などがあります。またビタミンB6が多い食材といえば、にんにくや酒粕、まぐろやカツオ、サケやさんま、レバーや鶏むね肉などがあります。味噌に酒粕が入った「豚汁」や、まぐろやカツオ、サケやさんまなどの焼き魚に納豆を添えた「和定食」、またニンニクの入ったキムチなども、いつもの食事にプラスするのがお勧めです。

また呼吸器を健康に保ってくれるビタミンAとベータカロテンは、チーズやバター、卵黄やレバーなど、また色の濃いお野菜に豊富に含まれています。ビタミンAとカロテンは油との相性がいいため、炒め物などのおかずを一品取り入れるのがお勧めです。また食後はカテキンとビタミンCが豊富な緑茶を一杯いただけば、ますます安心？

実際に風邪になってしまった時は、食欲が落ちて胃腸が弱ってしまうため、取り入れるのが難しい栄養もありますが、乳酸菌が豊富なヨーグルト、あたたかい酒かす入りの豚汁なら酸味もあり食欲が落ちても食べやすいかもしれません。

今年の冬、鼻づまりに悩んだら上記の栄養とレシピを毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。免疫力アップで風邪知らずです！

（ファナティック）