クロエ・モレッツがその魅力をいかんなく発揮している映画5選 (4/7ページ)
■『HICK ルリ13歳の旅』
クロエ登場度(体感):99%
クロエポイント:ノースリーブ率が高い元気なクロエをひたすら見る映画。
あらすじ:自分の人生に起きるかもしれない良い事も悪い事もまだ想像すらできない13歳のルリは、ド田舎の生活と両親にウンザリして一人家を出る。
ルリが自分の運命だと思っているものを打ち破るためには、現実の世界の恐ろしさを知った上で、自分の可能性を諦めない想いを持ち続けなければならない――
クロエ主演のほんわか青春ロードムービーかと思いきや、「世の中には怖い人もいるんだよ」なんて誰からも教えられずに育った少女が、うっかりサイコ野郎の車をヒッチハイクしちゃう作品。
包丁でも持って走って追ってきてくれれば逃げるなり通報するなりできるのですが、本当に怖い人は普通の人のフリをしてジワジワ迫ってくる、というお話です。
とは言え、主軸にあるのはルリ(=クロエ)が自分の可能性を信じて進む前向きな気持ち。若者は傷つけられながらもこうやって日々成長していくのだなぁ......とクロエを見守る90分間が堪能できます。
サイコ野郎にいろいろとひどいことをされるので、クロエを娘のように思って愛しているファンの方にはあまり勧められませんが、元気で可愛いクロエをずーっと眺めていられる映画なので、ライトなファンは必見でしょう。
冒頭、お父さんがクロエに向けて言う「そのまま変わらないでくれ」という台詞が胸に染みます。