野良犬から守り、餌を取ってきて真っ先に与える。抱きかかえた子犬を我が子同然に育てるオスザル(インド) (1/2ページ)
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インド、タミル・ナードゥ州イーロードゥの町中で抱きかかえた子犬を決して離さず、我が子のようにかわいがっているマカク属のオスザルの姿が頻繁に目撃されている。
このサルがどうして子犬を取得したのか、何時ごろから子犬と行動を共にしているのかはわからない。常に抱きかかえながら移動し、取ってきた餌は真っ先に子犬に食べさせ、野良犬が近づくと全力で追い払うという。
猿が異種動物を我が子のようにかわいがるというニュースは割と良く耳にする。我が子を亡くしたメスザルのケースが多いのだが、これはオスである。
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とにかくどこにいくにも子犬を抱きかかえて離そうとしないのだ。
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やさしく子犬に毛づくろいするサル
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この光景は頻繁に目撃され、その異種愛に人々は餌を与えるようになった。餌を与えると、サルは真っ先にその餌を子犬に与え、自分は残ったものを食べるという。
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野良犬が近づくと、威嚇して子犬を守る。