【プロ野球】いよいよキャンプイン!12球団のスローガンから探る”球春動向”

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SBの新スローガンは「熱男」をバージョンアップさせた「熱男2016」に決定
SBの新スローガンは「熱男」をバージョンアップさせた「熱男2016」に決定

 1月26日、ソフトバンクは今季のスローガンを発表、これで12球団すべてが出揃った。2月1日からのキャンプでは、この旗印のもと、心をひとつにして汗を流していくことになる。各球団のスローガンは以下の通りとなっている。

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■パ・リーグ

・福岡ソフトバンク
「熱男2016」

・北海道日本ハム
「爆ぜる」※読み:はぜる

・ロッテ
「翔破〜熱き心で!〜」※読み:しょうは

・西武
「BEAST!強く、猛々しく。」

・オリックス
「俺のオリックス」

・楽天
「Smart & Spirit 2016 夢と感動」

■セ・リーグ

・東京ヤクルト
「つばめ進化」

・巨人
「一新 〜GIANTS PRODE 2016〜」

・阪神
「超変革 Fighting Spirit」

・広島
「真赤激 Burn it up!」
※読み:まっかげき

・中日
「竜魂燃勝」

・DeNA
「WE PLAY TO WIN」

 奇しくもリーグ優勝を果たし日本シリーズで覇を争った両チームが、昨年からのマイナーチェンジとなった。

 ソフトバンクは、一世を風靡した「熱男」をバージョンアップさせた「熱男2016」に決定。選考段階では50以上の候補があったそうだが、前年を上回るものはなく、この形に落ち着いたとのこと。昨年はホームランを放った松田宣浩が、ダイヤモンドを1周し、ベンチ前に戻ってきて「アツオ〜ッ!!」と絶叫するのがお決まりとなっていた。

 FA宣言残留で新たな気持ちでチームを引っ張るマッチの雄たけびが今季もヤフオクドームを盛り上げることになりそうだ。

 そしてヤクルトは、昨年の「つばめ改革」を経て「つばめ進化」へ。2年連続最下位からの優勝で、まさに「改革」を成し遂げたヤクルトだが、それに満足することなく、さらなる高みを目指していこうという決意の表れか。

 トリプルスリーの山田哲人を筆頭に、首位打者の川端慎吾、打点王の畠山和洋、60発男ウラディミール・バレンティンと打撃陣の役者は揃っている。それだけに、テキサス・レンジャーズへ移籍したトニー・バーネットの穴を埋めるクローザーを早めに確立したいところだ。

 その他の10球団も、ストレートなものから、ひとひねりしてあるものまでさまざま。オリックスのスローガンは、「いま流行のレストランか?」という感じを受けなくもないが、選手だけでなく、首脳陣やスタッフからファンに至るまで、関わるすべての人たちがチーム愛をもって戦いに挑む姿勢を表しているとのこと。そういうことなら、ファンも感情移入しやすい。

 野球は集団スポーツなので、スローガンを掲げる意義は大きい。その言葉の真意を選手が理解し、いかに数字に結び付けていけるか。この先、キャンプ、オープン戦、ペナントレースとシーズンは進んでいく中で、スローガンを徹底している選手を見つけながらひいきチームの動向を注視していくのも面白いかもしれない。

文=藤山剣(ふじやま・けん)

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