【ベッキー騒動】タレント生命を窮地に陥らせた”不倫の認否”
DJあおいの「じゃあ言わせてもらいますけど」
人気ロックバンド「ゲスの極み乙女」のボーカル・川谷絵音との不倫スキャンダルで世間を騒がせているタレント・ベッキーがついに休業を発表した。出演していたCM全ての降板とテレビのレギュラー番組10本の休演が決定したものの、休業の期間や復帰の目処は明らかになっていない。今回の騒動をDJあおいはどう分析するのか――。
■不倫を認めないことが後々の大きな痛手に
ついにベッキーさんが休業になってしまいましたね。でも、その理由は今回の不倫騒動による「謹慎」ではなく、あくまでも「体調不良」が理由のようです。ベッキーさん風に言えば「停学」ではなくて「休学」というわけですね。
不倫を認めて謹慎という形ならば、復帰後には開き直ることや、ネタにすることもできるかもしれないのですが、不倫を認めない形で休業に入ってしまったのは、後々に大きな痛手になってしまうのではないかなという印象を受けました。
不倫を認めないのは、本人の意思なのか事務所側のイメージ戦略なのかはわかりませんが、もう以前のようなクリーンなイメージでは復帰はできないと思うんですよね。
仮にそのイメージを保守して復帰したとしても、そのイメージに最も耐えられないのはベッキーさん本人だと思うんです。償うべき核心を曖昧にしたままでは開き直ることもできませんからね。いつまで経っても腫物のような扱いしかされなくなってしまいますから、そのストレスでまた体調を崩してしまうかもしれません。
そもそも以前のようなクリーンなキャラクターなんて現実的ではないんですよね。あれはベッキーさんが演じてきたキャラであって彼女の本質ではないということ。
アイドルに処女を求めるのが滑稽なように、タレントさんに「いい人」を求めるのは間違いなのかもしれません。世間の辛辣なバッシングは言うなれば「ベッキーはいい人でなければ許さない」という声でして、それがもう人として無理難題なんですよね。
人間はいい人になんかなれないようにできているんですよ。どこか必ず欠けている欠点というものがあって、それがその人らしい欠かせない点なんです。そこがその人の面白いところなんです。
もういい人ではなくていいので、面白い人になって復帰してほしいと願っています。休業をするのなら何よりも自分のために、これ以上はもう何も償うものはないぞと全てを公にさらして休業してほしかったですね。
そういう謝罪であれば、少なからず許してくれる人はいるはずです。本人が認めてくれなければ許したくても許せない状況なんですよ。
著者プロフィール
DJあおい
謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
●公式ブログ http://djaoi.blog.jp
●Twitter メインアカウント https://twitter.com/djaoi
サブアカウント https://twitter.com/DJ_aoi