ベッキーと清原和博、関係者がささやく”芸能界復帰”の現実度 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「冬空のLove Song」より
「冬空のLove Song」より

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 清原和博容疑者(48)の逮捕によって、永遠に続くかと思われたバッシング報道を逃れたベッキー(31)。両者とも2016年の2大スキャンダルとなることは必至だが、彼らの芸能界復帰は果たして可能なのか。であるならば、それはいつになるのか。薬物事件での逮捕と不倫騒動、トラブルの性質は違えど、双方ともに心証は最悪。復帰が世間の反感を招くのは想像に難くない。そこで、関係者に実情を探ってみると──。

■最低1年は様子見のベッキー…「引退もありえる」

「ベッキーが起こしたゲスの極み乙女。川谷絵音(27)との不倫騒動は、その後の対応のマズさが事態をさらに深刻化させました。記者会見では『単なる友だち』と断言したにも関わらず、その後『週刊文春』(文藝春秋)がスッパ抜いたLINEのやり取りにより、まるで反省などしていなかったことが判明。会見自体も『スポンサーに向けたもの』と断罪され、休業に追い込まれた」(週刊誌記者)

 当初は静観の構えを見せていた各スポンサーも、LINE流出後は次々と契約打ち切りを表明。いまや所属のサンミュージックが支払う賠償金は5億円にものぼると言われている。

「この事態からの復帰には、相当な時間と工夫が必要になると見られます。不倫騒動で言えば、元モーニング娘。矢口真里(33)が記憶に新しいですが、矢口の場合は1年半の休業後、現在では不倫離婚を敢えてネタにすることで徐々に露出を増やしている。しかし、ベッキーの場合はこれまでの優等生キャラを撤回して、ぶっちゃけキャラに転向する可能性は低い。最低1年ほどは様子見することでしょうが、その後よほどの心変わりがない限り、このまま芸能界引退となることでしょう」(同記者)

 一方で覚せい剤逮捕の清原容疑者だが、初犯の上にすでに薬物の所持や使用を認めていることから、判決は執行猶予付きとなることが濃厚だ。

「かねてより『芸能界は薬物に甘すぎる』と言われている通り、酒井法子(44)や槇原敬之(46)など、薬物逮捕後、再び音楽活動を中心に復活するケースは多い。最近では押尾学(37)も、バンドを従えて渋谷のライブハウスでコンサートを開いています」(芸能プロ関係者)

 清原容疑者の裁判が終了するのは、5月〜6月頃。執行猶予は3〜4年ほどと見られているが、その間にも芸能活動、そして執行猶予が明けた後に、悲願の球界復帰という可能性はどれほど残されているのだろうか。

「同じく芸能界の定説は、『ミュージシャンは歌で巻き返せる』というもの。過去の名曲や最新のヒット作など、再び世間に迎え入れてもらえるのは歌だということです。しかし清原に関しては、何度も薬物使用を否定し、また全身に入れられたタトゥーなど、様々な言動から待望論が出る可能性は限りなく低い。現役引退後の1993年に覚せい剤で逮捕され、実刑まで受けた江夏豊(67)は出所後に解説者で復帰しましたが、江夏は別格。清原と同じように暴力団との交際は取り沙汰されたものの、余計なことは一切しゃべらず、またその交友をひけらかすようなことがなかった。その態度には賞賛の声すらあがったほど。その意味で、清原とは雲泥の差があります」(前出の芸能プロ関係者)

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