2016年“第3次世界大戦”は始まっていた(4)「ついに韓国はアメリカを選択」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 これらの動きに合わせるように10月28日から開始した「航行の自由作戦」は完全な軍事オペレーションである。米軍──特に南シナ海を管轄する在日米軍のある沖縄は、すでに戦時下に繰り込まれている。

 米空母は、中国が一方的に設定した排他的経済水域を自由に航行。中国の潜水艦に半日以上追尾された際には、意図的にその事実を発表した。潜水艦の価値は見えないことにあるわけで、見える潜水艦など、ただの棺桶に過ぎない。

 また、一部情報筋によると中国潜水艦が米空母を追尾している間、別の米軍艦のソナーからは、中国の潜水艦に向かって繰り返し探信音「ピン」が打ち続けられたとされる。「ピン」が当たった、潜水艦内には大音響が響くという。中国潜水艦の乗組員たちはパニックになったに違いない。米艦隊は南シナ海の南北に配置され、中国を挟み撃ちにしている。

 沖縄の南側とインド洋の北側では恒常的に米軍が軍事演習を行っているが、日本とフィリピンさらには、イギリス、オーストラリアも参加を表明している。特にイギリスと日本は、1月8日に外務・防衛閣僚による2+2会談を開催。日本側から岸田外務大臣と中谷防衛大臣が、イギリス側からハモンド外相とファロン国防相が話し合った。その結果、

【1】今年イギリス空軍が最新鋭戦闘機「タイフーン」を日本に派遣し共同訓練をすること

【2】新型空対空ミサイル(JNAAM)の研究を共同で行うこと

 などで合意。中国に対して日米英が中心となった新連合国の関係は、強固なものになっている。

(経済評論家:渡邉哲也)

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