中川翔子、実写版ドラクエのアリーナ役決定に非難の嵐「観覧者にとっては罰ゲーム」

デイリーニュースオンライン

ドラゴンクエスト・ライブスペクタクルツアー公式サイトより
ドラゴンクエスト・ライブスペクタクルツアー公式サイトより

 タレントの中川翔子が2月10日、7月から全国各地で開催されるアリーナショー『ドラゴンクエスト・ライブスペクタクルツアー』にて、アリーナ役をつとめることが明らかになった。演技経験の乏しい中川の出演に対し、ドラクエファンから非難の声が相次いでいる。

中川の選考理由の一つはキャラクター愛?

 ドラクエ好きタレントとして知られる中川。好きが講じてついに、実写版のゲームキャラクターの役を射止めた。中川が演じるのは『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場するおてんば姫・アリーナだ。

 中川は今回、2015年2月に発売されたゲームソフト『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』でアリーナの声を演じた実績と「アリーナへの愛」が「ドラクエ」シリーズの原作者である堀井雄二氏に評価され、今回の舞台起用につながったという。中川は「(アリーナの技である)二段蹴りに挑戦もしたいです!」と声明を出している。

 女優として、過去にNHKの連続テレビ小説『まれ』での出演経験の他、映画『ヌイグルマーZ』で主演の鮎川夢子を演じたキャリアをもつ中川にとって、今回の出演は新しいチャレンジとなりそうだ。

 しかし「ドラクエ」シリーズの生粋のファンは中川の出演に納得がいかない様子。今回のショーの公式サイトでは、「目の前に現れるモンスターとのバトル、繰り出される呪文の数々、アクション、エアリアル、ダンスを始めとしたトップパフォーマーによるアクロバティックなパフォーマンスと最先端の映像テクノロジーが融合する今までにないショー」と銘打っているだけに、"中川は足を引っ張るのではないか"と不安を覚えているのだ。

 一部ファンからは「意外に合ってる」という意見が上がるも、反対意見がズラリ。「運動神経がない、舞台経験がない。しかもアクロバティックなワイヤーアクションがある。無理ですね」「テレビでよくある事務所の力で決まるお遊びか。残念だ」「アリーナと言うキャラを穢されたようなもんだ」「アリーナって10代だろ」「ドラクエファンであればあるほど行かないだろ」と非難の嵐。

 今回の出演につながった「ヒーローズ」の声優演技についても「死ぬほど酷評だったけどな」「ヒーローズはゲームだから我慢できたがショーの生身アリーナなんて見たら憤死しそう」と言及。さらにはチケット購入者の一部から「チケット抽選で当たったと喜んだら罰ゲーム」「チケット取ったけど失敗したかな」という声が漏れ出ている。

「『ヌイグルマーZ』のインタビューなどで『私は運動神経がなくて』と自虐的に語るほどの運動オンチ。そんな中川がアリーナ役でアクション演技にチャレンジするかもしれないわけですから、ファンからすればたまったもんじゃないですね」(芸能関係者) 

「夢のような仕事で、本気で自分のこれまでの人生のすべてを賭けたい」と意気込んでいる中川。ドラクエファンを納得させる演技を見せられるのか……?

(取材・文/蒼木学)

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