月9『いつ恋』が視聴率8.9%に急降下も“賛否両論”なワケ

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公式サイトより
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 2月8日に放送されたフジテレビの月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』第4話の視聴率が8.9%(ビデオリーチ調べ、関東地区)を記録した。賛否両論が渦巻くなかの視聴率低下に、ファンが動揺している。

第4話は視聴率8.9% 最低更新

 第3話で10.0%を記録して2ケタに復活したものの、まさかの最低視聴率をマークした第4話。それぞれの恋愛の続きが展開された。

 高良健吾演じる主人公の曽田練は、日向木穂子役の高畑充希と晴れて正式に付き合うことに。一方で、杉原音役の有村架純にキス&告白された(第3話にて)ことで心が揺れつつも、杉原本人には冷たく当たる。そんななか、帰りのバスで杉原の"着替え撒き散らしハプニング"に遭遇。見かねた曽田は杉原を助け、日向を自分のアパートに待たせたまま、仙道清恵の家に誘い、二人っきりのコタツたこ焼きパーティーを行う。

 曽田は杉原に「小さい頃からじっちゃんと二人暮らしでした」「(じいちゃんを)見てほしいです」と実家話を披露し、気分の高まった杉原に「実は好きでした」と逆告白を果たす。しかし恋人がいるから「諦める。また冷たくします」と宣言。そして曽田はアパートに帰って、ずっと待ってくれていた日向を抱擁する。

 まさかの二股展開の第4話に、賛否両論が拮抗中だ。「切ない」「ハマる」「名シーンと名言多すぎ!」と絶賛する"いつ恋ファン"が発生するかたわら、「内容が古臭い」「男が最低すぎる」「ヒロインがパッとしない」「東京を悪く描きすぎて不快」と低評価を下す視聴者もいる。

 結果的に第4話は、8.9%の最低視聴率。あまりの視聴率の低さに、高評価のファンは「何がいけないだろうか…」「あんなにいいドラマなのに…」「一桁は残念」と困惑ぎみだ。

「かつてイケメンピアノマンの恋愛模様を描いて"月曜はOLが街から消える"なんて評された『ロングバケーション』は、後に大物に化ける木村拓哉や竹野内豊、松たか子、広末涼子、稲森いずみなど将来のホープが大勢出演しました。その点は今回のドラマも似ています。しかしながら、ストーリーがあまりに現実の暗部に即し過ぎていて、見るのが痛々しいのも事実。遊びの選択肢も多い現代の働く女性を21時までに帰宅させるパワーがあるかというと、疑問符がつくでしょう」(芸能関係者)

 次回は、第1章が完結するという第5話。15分拡大版となるが、視聴率は2ケタに返り咲きできるのか。

(取材・文/蒼木学)

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