ヘイトスピーチ規制は中国の言論弾圧に近い…中国人が著名人の左派的発言を警告 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

中国人漫画家が不安視する著名人の左派的発言  (C)孫向文/大洋図書
中国人漫画家が不安視する著名人の左派的発言 (C)孫向文/大洋図書

 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。2016年1月15日に大阪市議会で、全国初の「ヘイトスピーチ(差別扇動行為)規制条例案」が可決されてから1ヶ月程度がたちました。この法案は民主党、共産党議員が主導となり可決され、「特定の人種や民族の(1)社会排除(2)権利の制限(3)憎悪や差別意識をあおることのいずれかを目的とし、人を中傷したり身の危険を感じさせたりする表現活動」をヘイトスピーチと定義し、禁止する内容です。

 ですが、この法案が、ヘイトスピーチに対抗する形で行われる在日外国人の「カウンタースピーチ」に規制が適用されるかは不明です。しかもカウンタースピーチには日の丸や君が代を否定したり、天皇陛下を侮辱するようなものなど、「国辱」ともいえる内容が含まれていることがあります。

ヘイトスピーチ規制は中国の言論弾圧に近い手法

 このままヘイトスピーチ規制法が全国で可決すれば、在日外国人たちの発言権が強まり、日本各地が中東難民に侵食されつつあるドイツのようになるかもしれません。僕自身は今回の可決は左派・リベラル勢力による言論弾圧のはじまりではないか? とすら勘ぐっています。ヘイトスピーチ規制は一種の表現を禁止するものであり、僕は、現在の中国で行われている「言論弾圧」に近い手法だと感じています。

 さらに最近、僕が日本のメディアを見ていて不安になることは、左派・リベラル的発言を行う著名人が増加していることです。

 僕は以前、ある日本のお笑いコンビのファンだったのですが、このボケ担当の人物は「安保改正反対」を訴え、しきりに安倍晋三首相に対する批判を行っています。

 この人物は例えば集団的自衛権の矛盾点を指摘するといった具合に理論的に批判するのではなく、出演番組上で安倍首相を「バカ」呼ばわりするといった悪態を繰り返しているのです。彼は以前に「憲法9条を世界遺産にする」という内容の書籍を出版したことをとある編集者から伺いましたが、僕に言わせれば、そのような意見は単に理想論を崇めているに過ぎません。

 僕は彼の浅はかな言動に失望し、ファンをやめました。最近の彼は「2ちゃんねるなんか潰しゃいいんだよ」などと、インターネット上でテレビ批評を行う一般人を罵倒してひんしゅくを買いましたが、自分の意見に異議を唱える人物に対しヒステリックな抗議を行う姿を見て、僕は安倍首相や自民党を罵倒し続ける野党議員や安保反対団体のメンバーを思い起こしました。

 左派系の著名人の主張には疑問を覚えるものが多々あります。日本の知人から聞いた話によると、あるバンドのボーカルは以前から安倍政権批判や反原発発言を繰り返し、SEALDsのメンバーを自らのライブにゲスト出演させるといった活動を行っているそうです。

 彼はtwitter上でも護憲の大切さや安保改正法案の危険性を訴えているようですが、「答えが書いてない」という疑問に対し、「問いは用意できるけれども、答えは用意できない」と返答したそうです。そして彼は「問いを立てて、そのなかで自分も悶絶してしまう。数式のようにはいかないんだもん。でも問いは大事だと思うの」と、曲の歌詞を思わせる抽象的な発言を行ったそうです。

 ですが、フィクション(歌)の世界と違い、現実の情勢は「もう誰も泣かないでくれ」、「レイシズムなんてろくでもないさ」などと叫び、問い続けるだけでは打開することはできません。僕は以前から、左派層は社会問題に対し、批判は繰り返すが代替案は唱えないと感じていたのですが、その例はこのボーカルにも当てはまるようです。

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