いっそすがすがしい史上最低のゾンビ映画10選 (9/11ページ)
この曲に続くオープニングでは、放射能物質を運ぶトレーラーをテロリストが強奪します。「これをきっかけにゾンビパンデミックスが?」と期待していると、テロリストは呆気なく殺されてしまい、放射能も無事。何事もなく終わります。実は伏線になっているのかと思いきや、このシーンは完全に宙ぶらりん状態で、最後まで本編とは全く関係がありません。
そして本編ですが、マッドサイエンティストがゾンビを数体生み出すものの、発明を得意とする少年がおじいちゃんの古いレーザーディスクを改造して作った自作レーザー銃で一掃。以上。それだけです。内容はオープニングだけでなく、タイトルとも関係がありません。
ちなみに、この映画が公開されたのは1986年。デヴィッド・クローネンバーグ監督の『ザ・フライ』と同じ年なんです。この映画に限ったことではありませんが、ホラー映画って本当に奥が深いな......。
■『デイ・オブ・ザ・デッド』(2008年)
ジョージ・A・ロメロ監督の名作『死霊のえじき』のリメイク。