加藤紗里、プチブレイクの裏で聞こえてくる業界関係者の嘆き (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■10歳サバ読みで年齢詐称?

 その一方、加藤の発言に不信感を抱いている業界関係者も多い。

 騒動によって加藤がタイから緊急帰国した際に「狩野から20万円もらった」と明かしていたが、狩野は「渡したのは10万円」と発言。しかも加藤は実際の経費が「8万円」だったとオフレコで告白しており、2万円の差額を儲けていたことがわかった。騒動当初は狩野にネックレスをもらったとしていたが、後に「本当は元カレにもらった」と告白。ウソの連発に批判が殺到しても「報道に合わせて発言した」と悪びれる様子もない。

 また、加藤は狩野の元カノである歌手の川本真琴(42)がストーカー行為をしていると告発し、事務所あてに嫌がらせの電話を受けていると主張していた。だが、川本は2月14日に自身の公式サイトで「加藤紗里さんは全く知らない方でしたし、事務所に嫌がらせの電話もしておりません」と断言。もし加藤の言葉がウソだったなら、ストーカーの濡れ衣を着せたことになる。

 さらに「年齢詐称」疑惑も浮上しており、加藤は自身のインスタグラムで数々のウソについて釈明する中で「年齢もごめん、本当は1981...」と記述。もし1981年生まれなら34〜35歳。10歳ほどサバを読んでいることになる。所属事務所は詐称を否定するでもなく「(年齢は)よく分からない」としており、疑惑は深まっている。

■窃盗疑惑まで噴出する「ヤバい物件」

 もはや「虚言癖」を疑われかねない状況だが、2月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では「正体はただの六本木のホステスで、昨年末に店で女の子のカバンから20万円が盗まれた事件で防犯カメラに彼女の姿が映っていた」とシャレにならない報道もあった。

「今は各局が面白がって番組に起用していますが、彼女の素性を洗っていけばヤバいネタが飛び出してくる危険性がある。窃盗疑惑はその発端。あまりに痩せているので薬物使用を疑う声もあります。彼女の発言は何が本当なのかもわからず、そんな人物を使い続けていればシッペ返しを食らいかねない。いつまで彼女を使えるのか、ある意味ではチキンレースのような状態になっている」(テレビ局関係者)

 ユニークなキャラクターを次から次に消費していくのが現在の芸能界だが、加藤はあまりにも危ない物件なのかもしれない。

(取材・文/佐藤勇馬)

佐藤勇馬(さとうゆうま)

個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数

「加藤紗里、プチブレイクの裏で聞こえてくる業界関係者の嘆き」のページです。デイリーニュースオンラインは、売名行為加藤紗里狩野英孝エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る