沖縄・翁長県知事の“頭髪移設”疑惑…抜け落ちた若かりし頃の写真

デイリーニュースオンライン

写真は公式Webサイトより
写真は公式Webサイトより

 その「疑惑」はすでに「疑惑」の範疇を超えているのは、誰の目にも明らかだろうが、まさかご本人のホームページに「あぁ、やっぱり」と思わせる写真が掲載されているのだから驚いてしまった。

 なんのことかといえば、沖縄県の翁長雄志知事についてのお話。翁長氏といえば2014年11月、日本共産党・社会民主党・生活の党・沖縄社会大衆党、そして県民ネット・那覇市議会最大会派で自由民主党を除名された市議による「新風会」から支援を受けて県知事に当選。以来、普天間基地の閉鎖・撤去を掲げて国と対立し、現在、国側から移設予定地である辺野古の埋め立て承認取り消しを撤回するよう訴訟を起こされている。2月15日には福岡高裁那覇支部で開かれた裁判に出席し「沖縄県民も国民。将来の日本のためになる判断を」と裁判長に訴える姿が注目を集めた。

■週刊文春が報じた“頭髪移設疑惑”

 その政治手法については賛否両論あるにして、民放キー局記者は「翁長氏の存在はある意味、沖縄問題に興味のない人にも目を向けさせるきっかけになった」と、これまでの映像に記録された個性的すぎる氏の髪型に目をやりながら話す。

 翁長氏をめぐっては昨年10月「週刊文春」が「翁長知事頭髪移設疑惑をカツラ業者に質した!」と題するドストレートな記事を掲載。支援者から「彼が最初にカツラをするようになったのは、20代後半のころからです」との言質を引き出している。

 その話を裏付けるのが、翁長氏のホームページ「オナガ雄志オフィシャルWEBサイト」内にある「家族との写真」というコーナーの写真群だ。少年時代に家族と撮られたものから始まり、順を追って現在の翁長氏に近づいていく……はずなのだが、「故郷を離れ、東京で祖国復帰の瞬間を見つめていた学生時代」とした井の頭公園で撮られた(この頃はまだナチュラルな髪質)1枚の次は、いきなり中年になったスーツ姿の翁長氏が父親の遺影を手にしたカットに“ワープ”してしまっている。政治家を志した青年時代や、下積み修行を経てから政治の世界に飛び込む、などの普通の政治家であれば是が非でも押し出したい「立身出世物語」の部分が完全に抜け落ちているのだ。

 ツッコミが入っているのを知られたら、そっと削除されてしまうかもしれない翁長氏の貴重な写真の数々。今のうちによくご覧になっておいては?

(文/滝川正)

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