出産も芸のひとつ?森三中・大島&鈴木おさむ夫妻が炎上するワケ

デイリーニュースオンライン

Photo by loic490
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 芸人にとって、出産も一つのネタなのか──。お笑いトリオ・森三中の大島美幸(36)の言動が注目を集めている。夫で放送作家の鈴木おさむ(43)と共に番組にトーク番組に出演した大島は、自らの“妊活休業”や出産について言及した。

■”ヘルメットカメラ出産”はなぜ?

 2月28日の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)の中で、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が、昨年6月の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で放映された大島がヘルメットのCCDカメラを用いて自ら撮影した出産動画について、「どういう流れで『イッテQ!』であの模様を流しましょうってことになったの?」と聞いたことが発端だった。

 そこで大島は「あれはまず私が希望したんですね。(中略)テレビで流す流さないじゃなく、どうしてもヘルメットをかぶりたいって言ったの」と、あくまで自分の意思で撮影したものである事を告白した。

 さらにその理由として、休業前にお笑い芸人の出川哲郎から、「(お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島)竜平さんと一緒に飲んだ時に、これからのリアクション界を背負っていくのは大島だよねって話をする」と言われたことで、上島や出川にはできないことだからと、出産をカメラで撮影することを決めたと発言。そこで上田が「そしたら普通にこれ(ホームビデオ)でとればいいじゃん」とそのいきさつに対してツッコむと、「出川さんも言ってらっしゃいますけども、臨場感が違うんですよ」と、あくまでもCCDカメラでの接写がしたかったのだと語った。

 今回の放映についてSNS上では大島夫妻の仲睦まじい様子を称える声が大半を占めているが、中には自分の出産をネタにしたともとれる発言に対する違和感や嫌悪感を示す声も少なくなかった。

 このところ大島と鈴木の夫妻には”炎上騒動”が続いている。鈴木が「美幸」の文字を背中にタトゥーとして彫ったことをブログで公表して批判が殺到したこともある。また、“部屋を真っ暗にして寝る、早い時間に寝かせる、テレビ・ビデオは見せない”という一般的な育児のセオリーを守っていないことを明かした上で、「自分の生活にあった子育てをしていこうと」と語り、教育評論家の尾木ママに諭されたこともあった。

「基本的に結婚生活や出産、子供などのプライベートな部分をネタにする人の多くは、人気が落ち目だったり、芸能活動の第一線から退いていたりするものですが、この2人は全然そんなことはなく超売れっ子同士。だからこそ本当に感性が独特な夫婦なんです。件のタトゥー問題で炎上した時も、鈴木は自分たちが交際0日で結婚したことを引き合いに出して反論するなど、一般の感覚とはどこかかけ離れている。だからこそ放送作家であり芸人であるわけで、彼ら二人に一般の夫婦像を期待するのは無理な話です」(テレビ番組関係者)

 感性が独特すぎるのは分かるが、公共の電波で”公開出産”を見せられる視聴者はたまったものじゃない。また、その独特な子育てで子どもが不幸になってしまうのも忍びない。こんな世間とのズレがある限り、この夫婦は今後も炎上し続けていくだろう。

橘カイト(たちばな・かいと)
1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。実話誌や週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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