【プロ野球】日本ハム・レアード、寿司ポーズで2年目の飛躍へ (1/2ページ)
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日本ハムの外国人野手といえば、“サモアの怪人”トニー・ソレイタ、“踊るホームラン王”マット・ウインタース、“細かすぎるモノマネ打法”マイク・イースラー、“奇跡のCS逆転サヨナラ満塁本塁打”ターメル・スレッジなど、今なお印象深い選手が多い。
そんなレジェンドたちの仲間入りを果たそうかと、人気上昇中なのが、「寿司ポーズ」でおなじみ、今季2年目のブランドン・レアードだ。
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■我慢、我慢…そして大爆発!
レアードの昨季成績は、143試合の全試合出場で打率.231、本塁打34、打点97。特に本塁打は、チームの4番・中田翔のキャリアハイを更新した30本を上回り、チームトップ(リーグ3位タイ)だ。また、142試合で三塁手として先発出場し、同ポジションを他者に明け渡さなかった点も見逃せない。
もっともシーズン前半から中盤までは不振を極めた。開幕直後は順調な滑り出しだったものの、以後はズルズルと成績が下降。5月28日のヤクルト戦から7月25日の西武戦までは、打率が2割にも満たなかった。一時は、「1982年の山倉和博(当時巨人)以来の、規定打席到達1割台か?」などと囁かれたものだ。
それが7月上旬、本塁打後の「寿司ポーズ」をするようになってから、成績が上昇。後半戦は打率.278、本塁打22、打点64、とまるで別人のような活躍ぶり。我慢に我慢を重ねて起用し続けた栗山英樹監督も、さぞかしホっとしたことだろう。