Hey!Say!JUMPの「めざましデビュー」で加速するSMAP解体危機 (2/2ページ)
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SMAP騒動は一件落着したものの、新たな影を落としているようだ。前出のライターが語る。
「彼らが朝の情報番組で幅を利かせているとなれば、メリー・ジュリー副社長が抱えるタレントのニュースが優遇されるでしょう。そもそも、『ZIP!』や『ビビット』は、これまでSMAPのマネジャー・飯島三智(59)が管理するタレントの扱いが非常に悪かった。去年の春、ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)の番宣には、主演の山下智久(30)がVTR出演したのみで、共演の女優・栗山千明(31)がスタジオに登場。隣に立っているはずの国分や、レギュラーのNEWS・加藤シゲアキ(28)は一切映らなかったんです。徹底したカメラワークだったことから、ファンの間で『派閥感があからさま過ぎ』と、物議をかもしていました」
飯島氏がジャニーズを辞めたことで、今後は『ビビット』や『ZIP!』にもSMAPらが進出する可能性もありそうだが……。スポーツ紙記者はこれを一蹴する。
「“ジャニーズは一元化した”なんて言われてますが、あんな騒動を起こしたSMAPがそうやすやすとメリー・ジュリー副社長の領域には入れない。今後、朝の情報番組でSMAPを優遇してくれるのは『SmaSTATION』や、草なぎ剛(41)主演の『スペシャリスト』などで馴染みのあるテレビ朝日くらいだと思います」
メリー喜多川に敢然と立ち向かった“飯島の乱”は失敗に終わった。露出減はグループの存続にも関わってくるはずだ。その影響が表面化するのは、まさにこれからなのだ。
- 橘カイト(たちばな・かいと)
- 1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。実話誌や週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。