野球部からの転身で見事大金星! 合気道日本一の大学生・松原徹さんインタビュー (2/4ページ)

学生の窓口

野球から合気道ですと、ずいぶん違っているように思いますが。

松原さん いろいろな部活動を見たんですが、合気道を見学した際に先輩から合気道について詳しく聞けまして……。武道もいいな、と思って入部しました。野球は団体競技、合気道は個人競技、その違いは確かにあります。一人で何もかもできるという良い面もありますが、逆に孤独という言い方もできますし。自分で頑張らないと上に行けないというのはけっこう大変なことです。

――大学で初めて合気道に触れられたわけですが、当初はいかがでしたか?

松原さん 最初は分からないことだらけで、先輩たちに教わりながら始めました。でも、今まで知らなかった、全く新しいことでしたから面白かったですね(笑)。

――練習は厳しいものですか?

松原さん そうですね。みんなそれぞれ努力しています。試合前になると本当に激しい練習を長時間にわたって行います。

――どのくらいの時間練習するのですか?

松原さん 人それぞれ違うのですが、朝型の人と夜型の人がいまして。朝型の人は6時から始めていますし……。私は夜型なのですが、授業が終わってから午後11時までとか、毎日5-6時間は練習に費やします。

■優勝した大会では肩を負傷していた! 決勝戦の相手は世界大会2位の猛者

――それにしても2年半年ほどで日本一というのはすごいです。「第46回全日本学生合気道競技大会」ではどんなコンディションでしたか?

松原さん 実は、試合の2週間ほど前に肩を痛めまして……。医者からは止められたのですが「この試合だけは絶対に出場しないといけない」と思い、出ました。それだけこの試合に対する思いは強かったです。

――相手は強豪ばかりだったのでは?

松原さん はい。決勝で当たった天理大学の津谷朋宏さんは世界大会で2位になったこともある強い人です。決勝前には、先輩から「たぶん勝てないと思うけど、思い切っていけ」というアドバイスがあったほどです(笑)。自分でもよく勝てたと思います。

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