有村架純、「いつ恋」最終回の“あのセリフ”はドラマ史上に残る駄作への決別か?

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有村架純、「いつ恋」最終回の“あのセリフ”はドラマ史上に残る駄作への決別か?

 ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)が、月9ドラマのワースト記録を更新することがほぼ確実となっている。史上最低の「極楽がんぼ」を上回るためには最終回で12.1%以上が必要だが、放送日の3月21日は全国的に好天の予報。この三連休では前半に雨が予想されており、行楽日和の月曜日にはテレビを観る人がますます減るはずだ。

 このように天にも見放された「いつ恋」だが、脚本の酷さも見逃せない。誰もLINEなどのSNSを使わず、留守電に延々とメッセージを吹き込むという昭和時代の描写では、2016年を生きる若者を描いているとは到底言えないはずだ。第9話でもご都合主義の展開ばかりが映し出され、「こんなの観てられるか!」と怒声をあげる視聴者もいるほど。その酷さについてテレビ誌のライターがため息交じりに語る。

「ヒロインの有村架純が駅前で、不安そうにしている奈良出身の美少女に声をかけるシーンからして不自然に過ぎます。しかも、その子は『東京では一駅歩けるってホント?』と尋ねるのですが、奈良の若者は近鉄に乗って大阪や京都に遊びに行きますから、東京の鉄道事情にいちいち驚いたりはしません。奈良県民が観たら怒りますよ。終いには、ひったくり犯を追いかける途中で有村が階段から転落し、病院に担ぎ込まれる始末。これが小説の新人賞だったら一次審査で落とされるレベルでしょう」

 そもそもタイトルにある「この恋」と呼べるほどの恋さえ、いまだ描写されていない本作品。最終回でどれほどの恋が燃え上がるのか疑問だが、最終回の予告ムービーで有村が口にしている「ありがとう、じゃあね」というセリフは、ドラマ史上に残る駄作への決別だと信じたい。

(白根麻子)

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