ボディタッチ、女性のお酌はNG?! 英語研修講師が教える、異文化コミュニケーションのコツ (1/3ページ)

学生の窓口

仲間うちの飲み会に出かけると、友だちの友だちという外国人の女性が参加していました。言葉の壁はともかく、楽しんでもらえたかどうか気がかりになりますよね。そこで、企業や大学で英語コミュニケーションを教える英語研修講師の村田志乃さんに、お酒の席や遊びの場で、外国人とコミュニケーションをとる際のNGポイントや、自然に交流するコツを聞きました。

■気軽に肩をたたく、年齢を聞く、政治と宗教の話題は控える

村田さんはまず、外国人との接し方について、こう注意を促します。

「日本と海外の国々では文化、風習が異なります。そのため、日本人が無意識でとった行動が、相手に失礼になる、マイナスの印象を与える場合があります。初めて話すときは、相手の国籍や出身地に関わらずマナーとして配慮したいことがあります。次に挙げる行為をしないように気を付けてください」

続いて、次の「初対面の外国人と交流するときの6つのNGポイント」を挙げます。

(1)ボディタッチ

欧米の人は日本人よりフレンドリーなイメージがありますが、パーソナルスペース(他人に近付かれると不快に感じる空間)は、国、文化的背景、年齢のほか、その人の性格によっても異なります。気軽に肩をたたく、肩に手を回すなどのボディタッチは避けましょう。

(2)年齢を聞く

日本では、年齢による上下関係の意識が強く、相手の年齢を気にしがちですが、外国人に年齢、血液型などのパーソナルデータを尋ねると、失礼な人だと思われる可能性があります。自分からは聞かないようにしましょう。どうしても知りたいことがあれば、大学の学年や卒業した年を聞いてみるといいでしょう。

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