【プロ野球】OP戦で炎上した内海、山井らかつてのエース級投手の動向 (2/2ページ)
■ディクソン(オリックス)
【3試合 防御率8.18】
立て直しが迫られるオリックスだが、先発の柱であるディクソンも不安を残す。5日の巨人戦では3回無失点の好発進を見せたが、開幕カード前哨戦となる12日の西武戦では、3回8失点の大乱調。早くもシーズン前から同リーグに攻略を許す結果となった。
20日の阪神戦でも5回を投げ被安打9、失点4でかろうじて及第点のデキ。果たしてシーズン初登板までに、昨季の安定感を取り戻すことはできるのか…!?
■斎藤佑樹(日本ハム)
【1試合 防御率4.50】
そろそろ結果を残さないとまずい元ハンカチ王子だが、今年も春先からやってしまった。米・アリゾナキャンプの実戦2試合で計5回7失点。日本に戻り、1日の巨人戦のマウンドに上がったが、ここでも2回4失点(自責点2)の乱調でノックアウト。
「(野球を)辞めたほうがいいと思う。辞めたほうが楽……」「野球楽しいっていう感覚を、野球を終わるまでに一回は感じたい……」など弱音を吐き散らかした。
しかし、その後、13日の2軍西武戦では3回をパーフェクトに抑えるなど、調子は上向きの模様。今年こそはやれるのか…?
文=落合初春(おちあい・もとはる)