「日本死ね」ブログに津川雅彦がさらに過激な反応で物議|ほぼ週刊吉田豪 (1/2ページ)

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「日本死ね」ブログに津川雅彦がさらに過激な反応で物議|ほぼ週刊吉田豪
「日本死ね」ブログに津川雅彦がさらに過激な反応で物議|ほぼ週刊吉田豪

 読売テレビ『そこまで言って委員会NP』で、津川雅彦氏が「保育園落ちた日本死ね」の匿名ブログ主に対して、「『死ね』って言葉は許せないでしょう? 書いた人間が●●ばいいよ」と言い放ったことで話題になってるんですが、実兄の長門裕之を何度も取材した人間として、生前の彼が津川雅彦のことをどう言っていたのかをここにまとめてみようかと思います。

 ボクが「共産党ともつながりがあった長門さんからしたら、弟の津川さんがだんだん右傾化してきてるのはどういうふうに思ってます?」と質問したとき、長門さんはこう言ってたんですよ。

「でもね、あいつはもともと保守的ってわけでもなんでもないの(あっさりと)。映画『プライド・運命の瞬間』(98年)で東条英機を演じるために勉強してハマっちゃったんだけど、アホかって。『プライド』っていう映画を僕は役者として観て、ホントに彼がここまできたのかっていう感動で何時間しゃべったかな? 雅彦とずっとしゃべったら、そのしゃべりかたも全部東條さんでね。役者ってそうなの。それほど思想的な根拠があるわけじゃないんだよ。とにかくもういい加減なもんなんですよ、役者って」

「雅彦は、そのとき一番狙われやすいってことでSPもつけてたんですよ。そういう巻き添えを食っちゃうとバカバカしいんでね。ホントのボディガード2人ばかりついて、大変だったんですよ。『プライド』の話を俺にしてるときも、ずっとボディガードが背中向けてずっと立っててね。雰囲気的にちょっと違うなって思ったもんね。東條さんを演じるってことは、役者にとっては大変光栄なことなんだろうけど。だからといってそれで命まで狙われるのもよくわからないよね。何を考えてるんだか」

 つまり、東條英機を演じたことで単に東條英機モードになっただけのことだと断言。長門さんが亡くなった直後、津川さんをインタビューしたら、「兄貴は嘘が多いの」と全面否定されちゃったわけですよ。

 もともと役者になるつもりもなく、「社会に対して不満を感じたり憤ったり皮肉を言ったりするジャーナリストになりたかった」とのことで、その姿勢でブログや番組で好きなことを言ってるだけだ、と。

 そして、長門さんに対してはこう言い返したわけです。

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