保育所潰して韓国に媚びる舛添都知事に「日本死ねママ」はなぜ怒らないのか?

デイリーニュースオンライン

保育所潰して韓国に媚びる舛添都知事に「日本死ねママ」はなぜ怒らないのか?
保育所潰して韓国に媚びる舛添都知事に「日本死ねママ」はなぜ怒らないのか?

「韓国の子どもたちは日韓友好に重要。(略)外国人学校はグローバル拠点」

 誰が言ったかと思いきや、わが国の首都・東京の最高権力者である舛添要一都知事。外遊に5000万円もかけて、批判されている最中の発言だった。

 東京都が新宿区の住宅街にある都有地(注1)を、韓国人学校増設のため韓国政府に貸し出す方針を発表。とたんに抗議の声が都庁に殺到した。それら意見を代表するものが、都議・柳ケ瀬裕文氏のブログ。主張をまとめてみると、

 「東京では保育所や特養老人ホームが足りず、待機児童・待機老人が問題化。が、まとまった土地が無く、解決にほど遠い。都有地は都民の福祉や教育に最優先して使用されるべき」

 「なぜ他の外国人学校(注2)ではなく、すでに同区内に存在する韓国人学校の増設が優先されるのか? 他の国からも要請が来たらどうする?」

「そもそも都が、国に断りなく(注3)勝手に韓国と約束しているのが、外国に利用される危険性の高い‟二重外交”ではないか」

「韓国人学校だから問題にしているのではない」

 正論、としか言いようが無い。しかも、この土地近辺は新宿区内でも待機児童が多く、区から「保育所などで使用したい」と継続使用が都に打診されたことがあった。それを断ったあげくの韓国への媚びへつらい(注4)だ。だが抗議の声にも、舛添都知事は冒頭のコメントのように、どこ吹く風。

■「保育園落ちた日本死ね」の正体

 この問題が多くの人々の激憤を呼んだ背景には、間違いなく「保育園落ちた日本死ね」騒動がある。 匿名ブログから国会での政局にまで発展し、賛否さまざまな意見が飛び交ったが、<保育所が足りない>現状は知れ渡った。

 しかし、である。今回、あの「保育園落ちた日本死ね」を書いたママブロガー界隈から何も聞こえて来ない。そもそも待機児童の4割は東京に集中しているのが現実。本来は「日本死ね」ではなく「東京死ね」と書いた方が、まだ筋が通っていた。国ではなく地方自治体に訴えるべき問題だったのだ。

「あのママブロガーは都内在住らしいですから、都知事の暴挙に怒り狂ってもいいはず。それが何とも大人しく、ネット上で“なぜ舛添死ねって怒らないの?”“前回大騒ぎして、今回は無視って矛盾している”と突っ込まれてますが、ほぼ無回答。今のところアクションを起こしてない」(ネットニュース編集者)

 彼女の発言に乗っかって国会前でわめいていた「保育園落ちたの私だ」デモの人たちが、東京都庁前に殺到することも無い。

 さらに直言居士で知られるエジプト人タレントのフィフィは、

「『保育園落ちたの私だ』『日本死ね』の方々は、舛添都知事にはダンマリ?だから<単なる政権叩き>って言われちゃうんだよ」

 と切って捨ててみせた(注5)。

 前回、筆者は内心「怪しいなぁ」と思いつつも、このママブロガーの実在と問題意識を信じて見解を述べた——。「表現に気を付けるべき」「特定勢力に利用されないように」と。が、事ここに至っては待機児童問題の解決より、「最初から政権叩き、政治問題化が主目的だった」と疑わざるを得ない。

 狙った暴言、政局化する野党議員、飛びつくデモ隊、煽るマスコミ…そして、貴重な土地を売り渡す舛添都知事。それぞれの権益を声高に叫ぶ音で、子どもたちの泣き声がかき消されている。

(1) 都有地…閉校した都立市ヶ谷商業高校の跡地。約6,000㎡。
(2) 外国人学校…ほとんどの国が自前で土地を確保している。
(3) 国に断りなく…外交と安全保障は国の専権事項。
(4)韓国への媚び…舛添都知事が「パク・クネ韓国大統領に頼まれたから」という理由でトップダウンした。
(5)フィフィ発言…カッコなど、多少表記を変えた。

著者プロフィール

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コンテンツプロデューサー

田中ねぃ

東京都出身。早大卒後、新潮社入社。『週刊新潮』『FOCUS』を経て、現在『コミック&プロデュース事業部』部長。本業以外にプロレス、アニメ、アイドル、特撮、TV、映画などサブカルチャーに造詣が深い。Daily News Onlineではニュースとカルチャーを絡めたコラムを連載中。愛称は田中‟ダスティ”ねぃ

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