ベトナム人のメイクの習慣化がインバウンド消費拡大の鍵に (1/2ページ)

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ベトナム人のメイクの習慣化がインバウンド消費拡大の鍵に

化粧品のインバウンド消費予測のために

GMOインターネットグループは3月25日、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社が提携する日本とベトナムのモニターを対象に実施した「スキンケア・メイクに関する実態調査」の結果を公表した。

アンケートは20代、30代の女性を対象に、2015年11月18日〜30日の期間に行い、日本人1007名、ベトナム人1040名、合計2047名から回答を得た。

調査の目的は日本とベトナムのスキンケア・メイクに関する消費者実態を把握し、今後の日本国内の化粧品市場におけるインバウンド消費を予測するために行われた。

メイクに関する相違点と共通点が明らかに

調査の結果、スキンケア・メイクに関する日本人とベトナム人の習慣や嗜好の違いや共通点が浮き彫りとなった。

第一に、日本人はスキンケア・メイクが日常化しているのに対して、ベトナム人は特別な日に行うものとして習慣化していないことが明らかになった。

第二に、メイクする理由は日本人が身だしなみとして行うのに対して、ベトナム人はおしゃれのために行う女性が多かった。

第三に、メイクに関する情報の入手先は日越とも「インターネット」と回答する女性が最も多かった。

実態調査の結果、ベトナム女性に大きな影響を与えているのは日本よりも韓国であることが明らかになった。

しかし、経済成長に伴い、メイクが習慣化することで、まだまだ日本のメイクや商品へのニーズが高まる可能性がある。ベトナム人女性の美のトレンドを掴まえることで、化粧品市場におけるインバウンド消費の拡大が図れるとGMOリサーチはまとめている。
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